全国高校サッカー選手権2016の決勝日程!強豪校や優勝候補も

全国高校サッカー選手権

 

今年も最も寒くて、最もアツい季節がやってきます!
年末から、1月上旬にかけて全国高校サッカー選手権2016が開催されるのです。

全国高校サッカー選手権は3年生の部員にとっては現役最後の大会であり、学生サッカーの頂点を目指そうとする熱い戦いが繰り広げられます。
そして高校生としての頂点はもちろん、この大会で好成績を残して、将来Jリーグや海外のクラブチームでの活躍を目指す選手もいます。

過去には中田英寿選手や中村俊輔選手、本田圭佑選手など海外クラブで活躍し、日本代表に選ばれるようなスーパースターも、この大会で素晴らしい活躍を見せました。
はたして今年の高校サッカーからは、どんなプロ注目選手が登場してくるのでしょうか?

また、全国高校サッカー選手権2016における優勝候補や、大会の決勝などの試合日程も気になりますよね?

本記事でその情報も詳しくご紹介していきます。

全国高校サッカー選手権2016の日程一覧

全国高校サッカートーナメント

 

全国高校サッカー選手権2016の試合は下記の日程は、

1回戦
(2015年12月30日、31日)
2回戦
(2016年1月2日)
3回戦 
(2016年1月3日)
準々決勝 
(2016年1月5日)
準決勝 
(2016年1月9日)
決勝 
(2016年1月11日)

上記となっております。

開幕戦は、阪南大高(大阪)VS 駒沢大高(東京B)のカードが、今年の開幕戦であり、2015年12月30日の14:05より、駒沢陸上競技場で行われます。

また注目のカードとして

聖和学園(宮城)VS 野洲(滋賀)
大津(熊本) VS 前橋育英(群馬)  
                                   
……など、おもしろい対戦が初戦から組まれています。

そして、2016年1月9日からのベスト4の戦いは埼玉スタジアム2002で開催!日本代表も使用する日本を代表をするスタジアムで戦えることは高校生にとっては、まさに夢の舞台ですよね!

2016全国高校サッカー決勝の日程は、 2016年1月11日 です。

決勝日程が1月11日とぞろ目になっているので覚えやすいですね。

他は見れなくとも、決勝日程は見逃せません。

さて、全国高校サッカー選手権は前述のように中1日や2日での連戦と、かなりタイトなスケジュールが続きます。
その影響か、エースの不幸な怪我、強豪校がまさかのコンディション不調などのアクシデントで、無名校にあっさり負けてしまうという、ジャイアントキリングが起きることがあるのも高校サッカー選手権の魅力ですね。

今年は一体どんなドラマが待っているのでしょうか?楽しみですね!

 

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全国高校サッカー選手権2016の優勝候補と注目選手

全校高校サッカーの優勝候補と注目選手一覧

 

続いて、今大会の優勝候補と見逃せない注目選手をご紹介します。どこが優勝してもおかしくないハイレベルなチームばかりですので、要チェックですよ!

 

優勝候補1・市立船橋高校(千葉)

全国高校サッカー選手権2016の優勝候補筆頭と私が予想するのは、ズバリ、千葉の市立船橋高校です。

全国的に有名なサッカーの強豪校であり、高校サッカーに詳しくない方でも名前を聞いたことはあるのではないでしょうか?
2015年のインターハイでも準優勝しており、Jリーグのユースチームも参加する高松宮U-18サッカーリーグEASTでも4位と、実績は抜群です。

市立船橋の注目選手は?

椎橋慧也(しいはしけいや)選手

背番号  :6番
ポジション:MF
身長   :177㎝
体重   :69kg
生年月日 :1997年6月20日
学年   :3年生

市立船橋を支えるキャプテンであり、夏のインターハイでは優秀選手にも選出されました。高校卒業後はJ1のベガルタ仙台への入団が内定しています。
ポジションはボランチで精力的にピッチを駆け回り、ピンチを積むと同時に攻撃のスイッチを入れる、正にチームの舵取り役として絶大な影響力を持っています。
Jリーガーで活躍している選手に例えると日本代表の山口蛍選手に似たタイプの選手といえます。

永藤歩(ながふじあゆむ)選手

背番号  :10番
ポジション:FW
身長   :168㎝
体重   :62kg
生年月日 :1997年12月25日
学年   :3年生
代表歴  :2015年U−18日本代表

U−18日本代表の韓国遠征にも選出された逸材であり、高校卒業後は、J2のモンテディオ山形への入団が内定しています。
永藤選手の最大の特徴は何と言っても、その速さ! これに尽きます!
中学生時点で50Mを6,1秒で走ったという驚異的なスピードに馬力のあるドリブルを備えたストライカーです!
また、168㎝とやや小柄な体格ですが、当たりにも強くワントップとして市立船橋のスピーディーな攻撃を牽引しています。今大会の得点王候補筆頭でしょう。

攻守のキーマン椎橋慧也選手と、今大会ナンバーワンストライカーの呼び声高い永藤歩選手を擁する市立船橋高校に死角はないと言えます。

 

優勝候補2・青森山田高校(青森)

市立船橋と並んで全国高校サッカー選手権2016の優勝候補に挙げられるのが、鹿島アントラーズの柴崎岳選手の出身校としても有名な、東北の雄、青森山田高校です。

なんと、前述の高松宮U-18サッカーリーグEASTで2位という市立船橋高校を上回る好成績を残しているのです。
更にこちらも市立船橋同様、DF常田克人選手(仙台)とMF神谷優太選手(湘南)という2人のJリーグ内定選手がおり、選手層的にも大きな死角は見当たりません。

青森山田高校の注目選手は?

神谷優太(かみやゆうた)選手

背番号   :10番
ポジション :MF/FW
身長    :178cm
体重    :67kg
生年月日  :1997年4月24日
学年    :3年生

神谷優太選手は山形県で生まれた後、中学1年生から東京ヴェルディのユースチームに加入し、高校2年途中に青森山田へ移籍するという異色の経歴の持ち主です。
東京ヴェルディではU-16世代の日本代表に選出され、フランス遠征にも参加するなど、ユースでも有望株として期待されていました。
しかし、高校選手権への憧れからか、現在は青森山田高校の10番として中盤のタクトを振るっています。
華麗なテクニックと強烈なミドルシュートを武器に、FW張りの得点力で青森山田の得点源として君臨しています。

神谷選手の爆発と、総じてレベルの高いチームワークが噛み合えば十分優勝する力はあるでしょう。しかし、永藤歩選手というストライカーを擁する市立船橋高校には、やや劣るのではないでしょうか。

 

優勝候補3・東福岡高校(福岡)

毎年優勝候補筆頭と言われ続けている東福岡高校を無視するわけにはいかないでしょう。
2015年のインターハイでは市立船橋高校を破り、インターハイ制覇を達成している全国屈指の強豪校です。ですが、昨年の全国高校サッカー選手権2015では、まさかの3回戦敗退という番狂わせを起こすなどやや安定感に欠けるという意見もあります。
伝統的に豪華なアタッカー陣による攻撃的なチームスタイルから、スペインの強豪「FCバルセロナ」にも例えられる東福岡高校ですが、増山朝日選手・中島賢星選手という昨年の主力が抜けてやや小粒な印象が否めない現状です。
それでも昨年の悔しさをバネに奮起する可能性は十分にありますので、目が離せませんね。

 

東福岡高校の注目選手は?

脇野敦至(わきのあつし)選手

背番号   :1番
ポジション :GK
身長    :183cm
体重    :67kg
生年月日  :1997年4月24日
学年    :3年生

攻撃サッカーの東福岡高校の守備の要、最後の砦、それが脇野敦至選手です。

脇野選手は今大会ナンバーワンゴールキーパーの呼び声が高い選手です。
安定したセービング、正確なキックの技術、更に50Mを6.3秒で走るGK離れした俊足を活かした広いカバーリング、と弱点らしい弱点がありません。
2014年のW杯で注目を集めたドイツ代表GKのマヌエル・ノイアー選手に例える声もある程の、正に超高校級のキーパーと言えます。
高校サッカー選手権は決着がつかなければPK戦となるため、その際には脇野選手の存在が大きな武器になることでしょう。

伝統の攻撃力が力を発揮し、ピンチの時に脇野選手の好セーブが光れば、優勝の可能性も十分ありますね。

その他の注目選手

小川航基(おがわこうき)選手 桐光学園(神奈川)

背番号   :9番
ポジション :FW
身長    :180cm
体重    :70kg
生年月日  :1997年8月8日
学年    :3年生

中村俊輔選手の出身高校としても有名な神奈川県の強豪校、桐光学園。そのチームで一年生からエースを任せられてきたのが小川航基選手です。

小川選手は市立船橋高校の永藤選手とはタイプの違うFWとして注目されています。
ヘディング、両足と得点パターンが豊富で、ドリブルやパスも上手く味方を使える選手です。
それでいて献身的な守備もできる、総合力の高いFWとしてU-18日本代表にも選出されています。
既にJリーグジュビロ磐田への来季からの入団が内定しており、クラブのOBであり元日本代表でもあるFW高原直泰選手の再来として期待されています。

まだまだ他にも、全国高校サッカー選手権2016には、たくさんの注目選手がいますが、キリがないのでとりあえずこの辺りにしておきます。
果たしてこれまで挙げた選手たちが、全国高校サッカー選手権2016で大活躍し、さらにはJリーグや日本代表で活躍する選手になっていくのでしょうか。
それとも、ダークホース的な無名な選手が大きく飛躍し、全国高校サッカー選手権2016の舞台で、Jリーグのクラブチームにアピールしていくのでしょうか。
そういった部分にも期待して楽しみたいですね!

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まとめ

全国高校サッカー選手権2016が、2015年12月30日より約2週間掛けて試合が開催されます。

やはり全国高校サッカー選手権2016の優勝候補は、Jリーグのユースチームと上位争いを演じた、市立船橋、青森山田、東福岡が、これらの強豪高がその筆頭候補です。

ただし、まだまだ四中工(三重)、星稜(石川)、桐光学園(神奈川)、前橋育英(群馬)、大津(熊本)など、実力校はたくさん出場しています。
筆者個人としては、岡山県大会決勝でのスーパーゴールで世界を驚かせた、岡山県代表の玉野興南高校もダークホースとして注目しています。

タイトなスケジュールだからこそ起こる波乱も必至で、昨年の東福岡の3回戦敗退のように、全国高校サッカー選手権2016でも、予想もしなかった番狂わせが起きるかもしれません。

ともあれ、高校生3年生にとっては最後の大会、そして全国高校サッカー選手権2016での活躍をきっかけに、Jリーグに加入できるかも知れない最大のアピールの場でもありますので、悔いのない全力勝負を繰り広げて欲しいですね。

決勝を制するのは一体どの高校なんでしょうか!

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