「雨が降っているから外で遊ぶのだ」とはみなさんご存知、漫画家の赤塚不二夫が描く例のパパが放った台詞。
ということは普通の人なら雨が降れば家にこもり、洗濯物だって部屋干しです。
洗濯物の部屋干しは見た目も悪ければ臭いも気になり、梅雨時期ともなればその回数は多くなります。
今回はそんな梅雨時期の洗濯物の臭い対策、そして除湿機や扇風機での洗濯物の乾かし方をご紹介します。パパ風に言えば「紹介するのだ」。
梅雨時期洗濯物の臭いのなぜ
いつも通りに洗濯して、違うのは干す場所が外か部屋の中かだけ。
これだけでなぜあんな臭いが洗濯物に出てくるのでしょうか。
梅雨時期の洗濯物の臭いの原因は雑菌やカビです。
そんな臭いの原因が梅雨時期、特に部屋干しともなれば高温多湿といったボーナスステージで増殖してしまい、結果があの洗濯物の臭いとなります。
そんな梅雨時期が2016年はいつからいつまでか、別記事でまとめています。
梅雨時期洗濯物の臭い対策
梅雨時期洗濯物の臭いの原因がわかったら、今度はそれに対策をとっていきましょう。
洗濯槽をきれいにする
洗たく槽カビキラーなど、洗濯槽を洗濯する洗剤を使い、まずは洗濯機の雑菌を取り除きましょう。
洗濯カゴを使う
洗濯前の洋服をその辺に投げ散らかすのはもちろん、洗濯機の中に溜め込んでおくのも湿気が溜まってしまいよくありません。
洗濯カゴは特にメッシュ状のものは通気性がよくおすすめです。
同じく湿気を溜めないためには梅雨時期でも洗濯を小まめに行い、洗濯物を溜めないようにしましょう。選択の余地はありません。
洗剤を正しく使う
極端な例ですが、スプーン1杯の洗剤で1人分の洋服が洗えるとしましょう。
ここで洗濯物が溜まってしまったからといって2人分の洋服を洗濯機に入れ、スプーン1杯の洗剤では力が足りず、雑菌を落としきれません。
では逆に1人分の洋服にスプーン2杯の洗剤を入れたら洗浄力が上がるかと言ったらそんなことはありません。
むしろ洗剤が溶け残ったりすると、それが雑菌の繁殖を助けたり、アレルギーの原因にもなります。
こうならないためにも、梅雨時期こそ小まめな洗濯が必要です。
残り湯を使わない
節水ができて使う人も多い残り湯を使った洗濯ですが、梅雨時期は避けたほうがいいでしょう。
フィルターを介しているとはいえ、やはり残り湯には雑菌が多く含まれています。
梅雨時期は残り湯洗濯はしないか、する場合でもすすぎには使用しないようにしましょう。
洗濯が終わったらすぐに干す
洗濯機を回して待ち時間にDVDを見ていたところ、気づいたらとっくに洗濯機が止まっていた。
同じか、似たような経験をした方は多いのではないでしょうか。つい先日の私ですこれ。
他にもなんかやる気が出なくて後回しにしたりは、梅雨時期はやめておいた方がいいでしょう。
理由は言わずもがな、洗濯槽という狭い空間に折り重なって放置される洗濯物には湿気がたっぷりだからです。
洗濯機のフタは開けておく
特にドラム式の洗濯機は邪魔でしょうがないですが、洗濯機のフタを開けておくことで多少の湿気は解消できるようです。
もちろん部屋の換気はお忘れなく。
扇風機や除湿機を使った洗濯物の乾かし方
梅雨時期は仕方ないなあと朝に干した洗濯物。
帰ってきて触ってみるとこの部屋だけ時間が止まってたのかというくらい乾いていない。
こんな悲しみが繰り返される梅雨時期は、扇風機や除湿機を使った洗濯物の乾かし方で乗り切りましょう。
扇風機を使った洗濯物の乾かし方
洗濯物を外に干せば早く乾きます。
それは太陽はもちろんのこと、風が大きく影響しています。
空気が流れていると水分が早く蒸発するため、風は洗濯物を早く乾かす上で必要不可欠です。
「よーしそんなら扇風機の出力MAXで洗濯物に風を当ててやる!」とする必要はなく、空気の流れを作るのに扇風機は「弱」で充分です。
しかしそうすると部屋の中に湿気が溜まってしまうので、そこは外に向けられた扇風機「換気扇」を併用しましょう。
除湿機を使った洗濯物の乾かし方
湿気を除くのが除湿機なので、まずは先の扇風機との併用はもちろんです。
更に除湿機は「洗濯物の真下」に置けると効果的です。
また、広い空間よりも狭い空間の方が効果が上がるので、締め切った浴室などに洗濯物を干し、そこに扇風機や除湿機を併せて利用できると効果が大です。
洗濯物の干し方にも注意
扇風機や除湿機の効果を最大限に得るには、洗濯物の干し方にも注意が必要です。
- 洗濯物を裏返して干す
- 洗濯物と洗濯物で間隔をしっかり取る(風通しをよくする)
- 厚手の洗濯物と薄手の洗濯物は交互に干す
梅雨時期洗濯物の臭い対策と扇風機や除湿機を使った乾かし方まとめ
日本は四季が美しいなんてよく言われますが、そこにはこうした梅雨時期だってあります。
避けて通れないのであれば、その間の洗濯物の臭い対策はしっかりやらなければいけません。
扇風機や除湿機などを使った効果的な乾かし方で対策し、梅雨時期を乗り切りましょう。
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