「朝のパンを焼こう」「ちょっとお菓子を作ってみようかな」
電化製品のなかでも何かと使い勝手が良いオーブントースター。お餅やグラタン、焼きおにぎり等々、オーブントースターの使用でレシピは広がり便利ですよね!
そこでオーブントースターを使用するときに、よくセットで使われるアルミホイル。
でもちょっと待ってください。
「オーブントースターでアルミホイルを使用して大丈夫か?燃えたりする危険性ってあるの?」
というところをしっかりと調べたことはありますか?
何気なく使用しているアルミホイル。もしかすると知らないうちに燃える危険性があったら怖いですよね。
そこで今回は
- まずアルミホイルが燃える危険性について
- オーブントースターでアルミホイルを使用は大丈夫なのか
について調査&紹介します。
万が一・・・ということがあるので、オーブントースターとアルミホイルの正しい使い方を把握しておきましょう。
アルミホイルの燃える危険性
まず、アルミホイルを捨てる時は、どのように分別するか考えたことはありますか?
実はこれは一概に言えないようで、アルミホイルはゴミの分別としては燃えるゴミで大丈夫であったり、地域によっては「燃えないゴミ」として扱う地域もあるようです。
燃えるゴミで捨てても大丈夫ってことは、実際に燃えるには燃えるんでしょう。
しかし、ゴミ収集された先で燃やされるゴミは、一般家庭で出せる火の温度ではなく非常に高かい温度で燃やされます。
では家庭で出せるような低い温度でも、アルミホイルは燃えるのでしょうか。
アルミホイルが燃えるかどうかを調べてみると、下記のような情報を目にしました。
「アルミホイルに含まれるアルミは金属のため実際には燃えません。しかし耐熱温度を超えるとアルミホイルは穴が開き溶けてしまいます。」
はたしてこれは本当なのか・・・
実際に燃やしてみた
そこで実験!実際に家にあるガスコンロを強火にしてアルミホイルを直接あててみました!
するとアルミホイルが火にあたった部分は赤くなり、穴が開いてしまい、少しの間だけですがアルミホイルの端に火がついていました。
(もし試す場合は換気扇を回したり、窓を開けたり換気をよくして試してください。試した後は変なにおいがするのでおすすめはしません)
つまりこれは「アルミホイルは全く燃えないというわけではなく燃える危険性はある」ということです。
もし、端についていた火が例えばクッキングペーパーやキッチンにある燃えやすいものに移れば燃える危険性は十分にあります。
この実験を前提として以下内容をご紹介していきます。
オーブントースターでアルミホイルは使える?使えない?
もう既にオーブントースターを使用されている方々はご存知かもしれませんが、オーブントースターでアルミホイルを使用するのは大丈夫です!
むしろオーブントースターでアルミホイルを使用することにはメリットがあります。
例えばパンを焼くとき、網のままだとパンくずが下のほうに落ちていってしまいますよねアルミホイルを使用すればパンくずが下に落ちず、掃除にかかる手間や時間を節約できます。
毎朝パンを焼くのに使用される場合は、オーブントースターの汚れ対策は大丈夫な状態にしておきたいですよね。
ただしオーブントースターでアルミホイルの使用方法を誤ると燃える危険性があります。
まずオーブントースターのヒーター部分に直接触れるとアルミホイルが燃えてしまう危険性があります。
基本的にはオーブントースターで使用する時にはヒーターにアルミホイルがくっついていないか注意すれば燃える危険性はないので大丈夫です。
しかしアルミホイルを油汚れの対策に使用している場合もやはり燃える危険性があります。
それは例えば冷凍した魚のホイル焼きをオーブントースターで調理しているとしましょう。
油があふれ出しアルミホイルからこぼれたり、穴が開いていたりしたらヒーターに油が落ちてしまい燃えてしまう危険性が・・・
すぐに気が付けばよいですがそのまま放っておいたりすると中でアルミホイルが燃える、オーブントースターの中から焦げ臭いがする。すると火事の危険性があります。
オーブントースターでは魚以外も唐揚げ天ぷらなど焼いているときに油が多く出る食べ物には燃える危険性があるということですね。
こちらについての対策としては燃える危険性を防ぐためにオーブントースター以外の機材を使用することでしょう。
ひとつはオーブントースターには油が下に落ちる危険性を防止するため、オーブントースター用の受け皿に食材を載せて調理するという方法があります。
その他、電子レンジやガスコンロなどが思い浮かぶかと思います。
しかし電子レンジでアルミホイルを使用する場合にはオーブン機能を使いましょう。
電子レンジでアルミホイルを使用する場合
詳細な説明は割愛しますがいつも使用している電子レンジではマイクロ波(電磁波の一種)によって食品を温める仕組みです。
このマイクロ波は金属に反応しやすいことから、電子レンジでアルミホイルを使用すると火花が出やすくなるのが理由です。
この状態では電子レンジの故障の原因になってしまったり、火花が食品に引火し燃えてしまい、火災に繋がる危険性があります。
ですが
- 電子レンジのオーブン機能
- オーブンレンジ
これらについてはアルミホイルを使用しても大丈夫です。
なぜなら、通常の電子レンジとは違い、これらの機能はヒーターの熱でレンジ内全体を加熱して直接食品を温める仕組みなので、電流は発生せず、火花が出ることもありません。
※電子レンジの仕様によっても異なりますので、事前に製品の仕様をご確認ください
オーブンレンジにも電子レンジモードがついているものもありますので、その場合は通常レンジと同じく火花が散り燃える危険性があるので注意です。
ガスコンロの魚焼きでアルミホイルを使用する場合
ではガスコンロの魚焼きで使用する場合は大丈夫なのでしょうか。
こちらについても使用方法を間違わなければ大丈夫です。
ただ油分の多い魚や肉を焼く場合には、アルミホイルに油がたまってしまい焦げや引火して燃える危険性はあります。
まとめ
様々なパターンでアルミホイルの燃える危険性をお伝えしてきましたが、いずれの食材を温める機材でアルミホイルを使用する場合も燃える危険性があります。
なので、温める機材が直接火を使用しない場合もする場合も、使用する際は目を離さないようにすることが重要ですね!
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