年が明けて関係会社への新年の挨拶回り、手ぶらで行くわけにはいきませんね。
日ごろからお世話になっております、旧年中はお世話になりましたの意味をこめて、お年賀の持参は必須です。
しかしお年賀の選び方の基準、お年賀を渡すマナーについてはいまいち不安。
さらにお年賀につけるのしの選び方も難しく、悩むことが多いです。
今回はそんな悩める会社関係のお年賀について選び方、マナー、のしの書き方を一気にご紹介。
会社のお年賀の選び方
お年賀の選び方は、自分ではなく相手への贈り物なので相手の好みを尊重…というのは個人間のお話。
会社関係のお年賀の選び方であれば、個人的な好き嫌いではなく会社にふさわしいお年賀を選ぶ必要があります。
ポピュラーなお年賀であるタオルについてはこちらをご参照ください。
タオルのお年賀のいいところは手軽で実用性があり、どこの会社であっても渡せるという部分でしょう。
同様の選び方をするのであれば、ボールペンやカレンダーのお年賀がおすすめです。
社名やロゴを入れやすく数が用意でき、お年賀を渡す会社を考える必要がなく、言葉は悪いですが「撒くように渡す」ことができます。
次は付き合いが長く、お年賀の選び方をちゃんと考えなければならない会社の場合です。
お年賀に渡すものとしては
- お菓子
- インスタントコーヒー
- お茶
- 紅茶
これらが無難かつ適しているでしょう。
選び方の基準としてはそのお年賀がどの程度の人数に行き渡るかを考えましょう。
例えば10人いる部署に5個しか入っていないお菓子をお年賀に持っていくのは、あまりよろしくないですね。
また、付き合いが長い会社であればその会社の雰囲気もだいたいつかめているはずです。
例えばインスタントコーヒーと一口に言っても瓶入り、ドリップタイプ、スティックタイプなど種類がありますので、これらもその会社の雰囲気から適した選び方をしましょう。
個人的な意見になってしまいますが、少人数の会社には瓶入りなど「1人が数人分を用意するタイプ」を、大人数の会社にはスティックタイプなど「自分で自分の分を用意するタイプ」が選び方の目安になるんじゃないかと考えています。
お年賀を渡す際のマナー
書き方については後述しますが、のしをつけることは基本マナーとして忘れないようにしましょう。
次に渡す期間ですが、正式には正月三が日にお年賀を渡すのがマナーとされています。
しかしおそらく渡しに行ったところで会社はお休み中でしょう。
なのでお年賀は松の内である1月7日か15日までに渡せばマナーとしてはOKとされています。
松の内は関東の一部では1月7日とするところもありますが、一般的には15日となります。
しかし会社関係で相手がマナーに厳しい人だとトラブルのもとになるため、去年はいつお年賀を渡したかも参考にすると良いでしょう。
喪中の場合のマナー
自分もしくは相手が喪中の場合は、お年賀は贈りません。
「お年賀」は贈りませんが、代わりに「寒中見舞い」を贈ります。
その場合は事前に相手に連絡をして松の内は外し、小寒(1月5日頃)から立春(2月4日頃)までの寒中に伺うようにします。
また、年始の挨拶を控えることも伝えておけばマナーとしては問題ありません。
会社が喪中というのは珍しい場合ですがありえないことではないので、マナーとしてごま塩程度にでも覚えておくことをおすすめします。
お年賀ののしの書き方
出典:http://www.takastore.jp/
いろいろなお祝いで使われるのしですが、選び方としてお年賀の場合繰り返すことは良いことなので、蝶結びで色は紅白ののしを選びます。
表書きは「お年賀」や「御年始」、「賀正」とすればOKです。
こののしは会社関係だけでなく、個人間でも変わらないマナーです。
お年賀の選び方、マナー、のしについてまとめ
関係会社にはこれまでもこれからもお世話になります。
新年からお年賀の選び方やマナーで悪い印象は与えたくないですね。
相手の会社に合ったお年賀の選び方と基本的なマナーさえ覚えておけば、あとはのしを忘れなければ問題ありません。
お年賀で新年から会社同士が良い雰囲気になるといいですね。
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