子供がマイコプラズマ肺炎にかかった時の出席停止期間|登園・登校日について

 

子供がマイコプラズマ肺炎にかかってしまった・・・

すると、幼稚園や保育園をお休みしなければなりませんが、保育園や幼稚園の出席停止期間などは知っているでしょうか?

もし子供が登園・登校ができないのであれば、お父さん・お母さんは仕事を休まなければなりません。

仕事を休む大体の目安を知るためにも、子供がマイコプラズマ肺炎にかかった時の出席停止期間や、登園登校日について説明していきます。

マイコプラズマ肺炎とは

マイコプラズマ肺炎とは、子供がよくかかる病気とされていますが、一体どのような病気かご存知ですか?

マイコプラズマ肺炎とは「マイコプラズマニューモニエ」という細菌に感染することによって起こる呼吸器感染症です。

子供や若い人の肺炎の原因として約8割と、比較的多い感染症となっています。

ですが、子供や若い人だけではなく成人もかかる病気なので油断は禁物です。

 

マイコプラズマ肺炎の症状

マイコプラズマ肺炎の症状はさまざまですが、風邪と似ていて感染後一週間くらいから症状が出始めると言われています。

マイコプラズマ肺炎の症状としては、主に下記のような症状が見られるそうです。

  • 咳や痰のからむ咳
  • 鼻水
  • 喉の痛み
  • 微熱または高熱
  • 呼吸困難

また、人によってマイコプラズマ肺炎は一ヶ月と症状が長引く場合もあり、症状が軽度だからと言って油断はできません。

特に喘息もちの人は、少しの菌でもマイコプラズマ肺炎が重症化しやすいケースが多いので注意が必要です。

 

マイコプラズマ肺炎の感染経路

マイコプラズマ肺炎の感染経路は

  • 飛沫感染・・・咳やくしゃみなどによって感染
  • 接触感染・・・皮膚や粘膜、細菌が付着したものを直接触れることで感染

なので、正直どんなに予防しても移るときは移ってしまうし、子供が通う幼稚園や保育園などでは流行しやすいので特に感染率が上がってしまいます。

ですが、マイコプラズマ肺炎は熱に弱く、ウガイ手洗いをすることでも感染率を下げることができます。

感染力が比較的弱い菌で、石鹸でも除菌できるのでウガイ・手洗いは必ずしておきましょう。

 

マイコプラズマ肺炎の合併症

マイコプラズマ肺炎は比較的合併症を引き起こす可能性は低いそうです。

ですが、合併症を引き起こさないというわけではなく、合併症を引き起こしたとしても回復が早いということのようです。

主な合併症は

  • 気管支炎
  • 肺炎
  • 気管支喘息
  • 発疹
  • 中耳炎
  • 副鼻腔炎

などがあげられます。

また、症状が重い場合は入院となるケースもあるので注意が必要です。

 

マイコプラズマ肺炎の出席停止期間

子供がマイコプラズマ肺炎にかかった時の出席停止期間は法律では定められていません。

なので出席停止期間は医師や学校によって違いがあり、学校や医師が「感染の恐れはない」と認めたら、子供は登園・登校が可能です。

登園・登校日はいつから?

さてそれでは、子供がマイコプラズマ肺炎が治ったらいつから登園したらいいのか。

登校日も気になるところですよね。

「もう大丈夫かな・・・?」「周りの子にうつしたりしないかな・・・?」

など、治ったからとはいえ心配になるのが親心です。

上記でも説明した通り、マイコプラズマ肺炎は登園や登校を禁止する法令はありません。

なので、マイコプラズマ肺炎の子供の登校日は学校や医師の許可が出てからとされています。

ですが発症後約1週間は排菌量が多く咳がひどいことが多いです。

(咳をすると約3メートル先まで唾が飛散することがわかっているらしい)

なので、熱が下がってもひどい咳をしている間は子供の体調を考え登校・登園を控えることをお勧めします。

その後は、主治医の先生と相談し許可が出れば登園や登校を再開しましょう!

場合によっては登園許可書が必要な場合もあるのでそのあたりも確認しておくといいですね!

 

実際はどのくらいで登園・登校しているのか

いろいろな人の登園・登校日を見てみたところ、少なくても1週間以上は登園・登校を控えていたみたいです。

症状が重かったり合併症にかかってしまった場合は、入院となってしまい一ヶ月以上も登園できない子供もいました。

症状が軽いからと言って、またぶり返してしまうケースもあるので、注意が必要です。

マイコプラズマ肺炎の症状が重く2週間ちょっと入院をしました。マイコプラズマ肺炎にかかってから、登園するまでに4週間ほどかかりました

 

症状が軽度で担当医からの認定が降りたので1週間程度で登校できました。

 

咳が長引き症状が落ち着くまで、登園は控えてくださいと言われたので、登園までには2週間かかりました。

 

まとめ

いかがでしたか?

マイコプラズマ肺炎の出席停止期間または登園・登校日は定められていません。

症状にもよりますが、最低でも1週間は大事をとってお休みする子供が多く、登園・登校に関してもまずは学校や主治医と相談してから子供の登校日を決めるのがいいでしょう。

また、子供に咳などの症状があり辛そうな場合は、出席停止期間が終わり許可が下りても、登園などは控えて安静にさせてあげることが1番です。

それが、身体の為にも周囲に移さない為にもいいといえるでしょう。

マイコプラズマ肺炎だけではなく、子供がインフルエンザや風邪などをひかないためにも、ウガイ手洗いはお家でもしっかりした方が良さそうですね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です