ネットや2chなどで見かけるステマという言葉。
皆さんは本当の意味を知っていますか?
なんとなく知っているけど、よくわからない人が多いと思うので今回は、
ステマとは?2chやネットでの意味や使い方や騒動まとめ
について記載していきます。
また知らなければ騙されているかもしれないステマについても騒動で記載しているので記事後半まで併せてチェックしてくださいね。
ステマとは
本来ステマの意味とは、ステルスマーケティングの略で宣伝と気づかれないように宣伝をすることだそうです。
直訳すると
ステルス=秘密
マーケティング=営利を追求する企業活動
となり、秘密の宣伝活動という意味になることがわかると思います。
また、このステマをするときに「やらせ」が発覚したりすると、消費者から信用を落としかねません。
ようは、「こっそり宣伝する」というのが本来のステマです。
例えば・・・
口コミやレビューでよく見る
「この商品!安く今まで買った中でとてもよかった」
などが書いてあるとします。
これを買った人がレビューをしているのではなく、使う人になりすまし複数人が金銭や金品と交換に宣伝をする。
また、一般人や芸能ブロガーに宣伝を依頼し報酬を払い宣伝してもらう場合もあります。
「実際は使っていないのに、使っている。とてもいい!」などの宣伝をすることがステマです。
この場合は、宣伝する側とお願いしてる側(企業)での取引があり、実際に宣伝する側は使っていないとなると、良い意味で捉えることはできませんよね。
2chやネットでの意味
2chやネットでのステマの意味もほぼ同じですが、2chやネットでは良いマーケティングでもステマと呼んだりするようです。
ただ気に入らないから相手を叩きたい時などに、ステマ(やらせ)だ。と言ったりするネットユーザーが多く、基本的には「ステマ」の意味をわからず使い、なんでもかんでもステマを使いたがる人が多いです。
2chやネットでの使い方
例えば、ネットや2chでは
「自分が嫌いな作品が何故人気出るんだ?ステマ(やらせ)か!」
「この商品美味しかったよ。」にたいし、ステマ乙
など、最近話題になり爆発的な人気があったり、自分が気に入らないと何かとステマ(やらせ)と言います。
ネットではこのように、本当の使い方を知らないで全然ステマじゃないのにステマだ!とつかっている人が多いようです。
ステマ騒動について
ステマ騒動は度々ニュースになったり2chやネットで話題になりますが、どんな騒動でしょうか。
有名になった騒動をまとめてみました。
ペニオクのステマ騒動
2012年に起こったペニーオークションのステマ騒動。
有名芸能人が、落札していないのに落札したかのような嘘のブログを書き、紹介料としてサイト運営業者から報酬をもらっていました。
要は、有名芸能人がペニーオークションをステマしていたわけです。
またこれが騒動になったのは、入札者から手数料を取り詐欺罪容疑で逮捕されてしまったことで余計に騒動が大きくなったようです。
食べログステマ騒動
食べログは、お店の利用者が評価や口コミをし評価するサイトです。
しかし、裏では高評価をつけランキングを上げる代わりに金銭を受け取るということがありました。
また、ヤフー知恵袋でも「おすすめの店はどこですか?」の問いに、依頼主の飲食店に有利な回答をしステマする業者もあったそうです。
PSPステマ騒動
ソニーのPSPとニンテンドーDSがシェア争いをしていた2004年。
PSPに大きな不具合が見つかり2chやネットなどで大きな話題になりました。
その後、PSPに高い評価をつけDSをバッシングしている投稿が相次いだのです。
その投稿者のIPを分析してみると投稿者はSONY関係者や内部の人ということがわかりました。
DSを悪く装いソニーをステマしてたということですね。
ステマ騒動まとめ
実際にステマ騒動で事件になったものもあり、ニュースになったものもたくさんありました。
本当に使ってみた感想や商品の口コミ評判などは、ステマではありませんがいろいろなものが普及する時代ですから、他者との争いに勝つためステマしている会社も多いようです。
ですが、他者をバッシングして自社を援護したり、口コミサイトが全部ステマというのは、やはり納得いきません。
皆さんは、しっかり自分の目で確認し、ステマに騙されないように注意してくださいね。
まとめ
本来のステマの意味とは宣伝と気づかれないように宣伝する。ということでしたが、2chやネットでは良いマーケティングであってもステマと呼び、意味をあまり理解していない人や使いたいだけの人が多くいました。
また、いろいろなステマ騒動があって、口コミや評判なども信用できなくなったり、その会社自体を消費者が嫌いになってしまうケースも多くあります。
ステマは良い意味で捉えられることはないし、バレると信用問題になるのに、他社との争いが大きくステマしないと売れない。現実があるようですね。
世の中きれいごとで済まされません。本来のステマの意味を悪用する、悪質なステマ行為や逆ステマ行為が横行していることは否定できません。消費者がそれを見抜き、悪質ステマサイトや逆ステマサイト、ランキングサイトなどにアクセスをしないことが最も重要です。