男の身長はいつまで伸びる?年齢や成長期など時期についても調査

男の子は、思春期の年齢に入ると急に身長が伸び、声変わりもして男っぽくなっていきますね。

人によっては、無口になったり、親と話すことを恥ずかしがったりして、心の変化も見て取れるようになります。

この時期の年齢がまさに身長が一番伸びやすい成長期の時期です。

男の子は特に、成人するまでの年齢にある程度身長を伸ばしてあげたいと思うのが親心だと思います。

これから男の子の身長を伸ばしてあげるために必要なことを調べていくので、最後までお付き合いいただけたら幸いです。

 

男の子の成長期はいつまで?

 

成長期は一般的に男子では、成長が早い子ですと小学校高学年ころの年齢から始まります。

平均すると、だいたい中学生から高校生くらいまで続くようです。

思春期の年齢を迎えてから、その後3~4年間が一番身長が伸びやすい成長期の時期になります。

この成長期の時期には、個人差が大きいですが身長が1年間に10cm以上伸びることも多々あります。

急激に身長が伸びるので、この時期は1年もたずに洋服や靴が小さくなってしまいますね。

 

男の子の身長はいつまで伸びる?

 

身長が伸びるしくみは、骨の両端にある骨端線という軟骨の部分が膨張することによって身長が伸びます。

男の子の場合17〜18歳くらいの年齢で思春期を終えるので、それに伴い骨端線も閉じてしまいます。

骨端線が完全に閉じると身長が伸びなくなりますが、一般的には18歳くらいまで伸びると言われています。

ただし、20歳になっても骨端線が固まらないで、身長が伸びるケースもあるので諦めないで、身長を伸ばす努力をすると良いです。

 

男の子の身長を伸ばしてあげるには?

 

「食事」「睡眠」「運動」をバランスよく取り入れてください。

この3大要素がバランスよく満たされると、成長ホルモンの分泌が活発になります。

成長ホルモンが活発に分泌されると、骨を伸ばすホルモンも同時に分泌されるので、身長が伸びやすくなるのです。

ちなみに骨が伸びるのは、昼間活動している時間帯ではなく、夜の睡眠中になります。

睡眠中に成長ホルモンが分泌されるので、睡眠不足にならないよう成長期の時期は、7~8時間以上の睡眠を取るように心がけましょう。

日本人の男子の平均身長は?

 

2015年度は、20歳成人男子の平均身長は、171cmとなっています。

男子の平均身長が170cm台を超えてきたのは、1988年頃からのようですね。

戦後の貧しい時代から復興を遂げ、高度成長期を経て、日本人の食が変化してきました。

食事が欧米化し、肉を多く摂取するようになり、たんぱく質を多く摂れるようになりました。

たんぱく質は、体格を良くし、身長が伸びるためには欠かせない必要な栄養素です。

また、たんぱく質の合成や細胞の新生に関わる亜鉛を多く含む食品を摂ることも大切になってきます。

 

身長を伸ばすには?

それでは、具体的にどうしたら身長が伸びるのでしょうか?

上記に記したように睡眠をたっぷり取ることがとても重要ですが、他に身長を伸ばすためには必要不可欠な栄養素があります。

それは、カルシウムやタンパク質、亜鉛です。

下記にそれぞれの主な働きを紹介していきます。

 

カルシウムの主な働き

 

実際のところ、カルシウム自体には直接身長を伸ばす作用はないようです。

カルシウムが多く含まれる牛乳を飲むと、身長が伸びるというのは、どちらかというと都市伝説に近いかも知れません。

周知のとおり牛乳には豊富なカルシウムが含まれているので、積極的に摂ることで、骨が太くなり丈夫になることは確かです。

しかし、それだけでは身長は伸びません。

身長を伸ばすためには、成長期にカルシウムだけではなく、良質なタンパク質の摂取が必要になります。

良質なたんぱく質は、主に肉や魚、鶏卵・豆類などに多く含まれています。

嫌いでなければ手軽に食べられる卵や納豆は、調理が簡単なのでお勧めです。

 

亜鉛の主な働き

 

亜鉛は生命の維持、細胞の分化に関わる大切な栄養成分です。

男性はもちろん女性のホルモンの生成にも深く関係していることがわかっています。

男性ホルモンが増えれば、身長やその他の成長を促してくれることが期待できます。

亜鉛は豚レバーや牡蠣、チーズなどの乳製品に多く含まれます。

お子さんの年齢が12歳から18歳くらいまでは意識して、食事に亜鉛の含まれる食材をぜひ使ってあげてください。

 

まとめ

 

男の子は、おおよそ12歳から18歳までが、成長期の期間なので最も身長が伸びやすい時期です。

成長期の時期の食事には、カルシウムを多く摂取すること以外に、たんぱく質と亜鉛も積極的に多く取り入れるようにしましょう。

  • 良質なタンパク質・亜鉛を多く含む食品を摂取する。
  • カルシウムを多く含む牛乳などを飲み、骨を丈夫にすることも大切。
  • 早寝早起きを心がけ、夜10時から2時までの成長ホルモンが出やすい時間帯をまたいで睡眠を取る。
  • 適度な運動をこころがける。

 

また足の大きさと身長の関係について知りたい方は

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