風鈴の音を聞くと涼しく感じるのはなぜ？効果と理由を調査

夏と言ったら風鈴！

暑い夏などは、縁側で風鈴の音を聞きながらスイカを食べる。

一度はドラマなどで見たことがあるのではないでしょうか。

確かに風鈴は涼しい音がしますが、なぜ涼しく感じるのでしょうか？

今回は風鈴の効果と理由について調査してみました。

風鈴の音が涼しく感じる人

出典:Amazon

風鈴の音を聞くと涼しいと感じるのは、世界共通ではなく実は日本人だけ。

日本人独自の条件反射だそうです。

また海外では、画像のようなwind bellやwind chimeと言うものが日本で言う風鈴にあたります。

聞いてみると海外のwind bellやwind chime、確かに風鈴に似ていますがどちらかと言うと癒し効果やヒーリング効果が高そうな感じがします。

ですが過ごしやすい風が気持ち良いなと思わせるような音色ですね。

なぜ風鈴は涼しく感じるのか

風鈴の音色を聞くと涼しいと感じる理由はいくつかありますが

• 風鈴の音色
• 見た目
• 条件反射

で涼しいと感じるようです。

風鈴の音色

皆さんも風鈴の音と言われるとどんな音かはだいたいわかりますよね？

強調しすぎなく、小さすぎない、風に揺られてかすかになる「チリン〜チリン〜」これが風鈴の音。

この音が人に涼しさを与えているようです。

風鈴の音色効果

風鈴の音は、人が聞くのに心地よい高周波となっており、一般的に高周波は癒しの効果と言われています。

なので風鈴の音じたいに涼しさを感じ癒しの効果を感じることができるのです。

見た目

風鈴にはいろいろな見た目がありますので一概には言えませんが、主にガラスと夏っぽい見た目やお花になっていることが多いです。

なので、見ただけで涼しいなと感じることができるものが多いです。

例えば、夏にパーカーなどを着ている人とタンクトップを着ている人。

当然タンクトップを着ている人の方が、涼しく感じますよね。

風鈴もこれと似たように、見た目で涼しさを感じることができます。

条件反射

風鈴は冷房などがない、はるか昔の時代からありました。

暑い夏をいかに涼しく過ごすか、と言うことろで、日本人は風鈴の音を聞くことに涼しさを感じてきました。

これは現代にも受け継がれ、日本人の条件反射とも言えます。

海外の人の反応

先ほど、風鈴が涼しいと感じるのは日本人のみで日本人の条件反射と記載しましたが、海外の人の反応はどうなのでしょうか。

実際にある実験をしたところ、風鈴を知らない外国人は風鈴の音を聞いても涼しいとイメージすることができなかったそうです。

また、体の表面温度も下がらなかったと言います。

なので、風鈴は誰が聞いても涼しいと思うことができるわけではなく、「脳が涼しいとイメージできた人」が涼しく感じるようです。

日本人でも風鈴を聞いて頭で涼しいとイメージできない人は、涼しく感じることはできないと言うことになります。

風鈴が人に与える効果

上記にも少し記載しましたが、「脳が涼しいとイメージできる人」が、風鈴をみたり聞いたりして涼しさを感じます。

また、脳が涼しいと感じているだけではなく、実際に体の表面温度も下がり、外の気温が気温が同じなのに、風鈴をみると涼しく感じることができるそうです。

ですが、最近の若い人では風鈴を見る機会が減っていたり、海外の人は風鈴に馴染みがないことから、風鈴を見ても脳が涼しいとイメージできず、体の表面温度も下がらないので、効果がありません。

補足

風鈴意外にも涼しさを感じる方法がいくつかあります。

代表的な例は怪談話。

こちらも体の表面温度が下がることがありますので、涼しく感じられるはず！

風鈴を聞きながら怪談話・・・

ゾッとした寒気か、涼しさかはわかりませんが試してみてくださいね。

まとめ

風鈴の音を聞くと涼しく感じるのはなぜかと言うと、

が理由のようです。

また、実際に人の体の表面温度は下がり涼しくなるという効果がありました。

どうしても、耐えられないほどの暑い夏には、ぜひ風鈴を鳴らして涼んでみてくださいね。