プレミアムフライデーとは?実施する目的や問題点も紹介

プレミアムフライデー

プレミアムフライデーは、2017年から実施されている個人消費喚起キャンペーンですが、あまり恩恵を受けている企業は少ないのではないでしょうか?

そのためそもそもプレミアムフライデーとは何かわからない人も多いのではないかと思います。

またプレミアムフライデーで早く仕事を終われるというのは知っていても、その目的が何なのかもイマイチわかりにくいですよね。

この記事では、プレミアムフライデーとは何かと実施する目的なども紹介しているので、ぜひ参考にしてください!

プレミアムフライデーとは?

プレミアムフライデーとは、2017年に経済界から提唱された個人消費喚起キャンペーンです!

・・・と言われても具体的にどんなことかはわかりにくいですよね(汗)

実際には毎月末の金曜日に15時(※)に仕事を終えることを推奨しているキャンペーンとなっています。

(※仕事を終える時間は明確には定められていないので、導入した企業に任されています。)

給料支給日近くであるため、金曜日の夕方から買い物や旅行に充てることが推奨されているようです。

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プレミアムフライデーの目的

プレミアムフライデーは、個人消費喚起キャンペーンと紹介しましたが、それを実施する目的は一体何なのでしょうか?

1.個人消費の活性化

毎月末金曜日の仕事を早く終えることで、金曜の夕方から買い物や旅行など、様々な場所で個人消費をしてもらうことを目的としています。

土日も合わせて2.5日間の旅行なども提案されていて、そこでの買い物や食事などでも消費してほしいという考えがあるようです。

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2.働き方改革

日本の企業にとって、「長時間労働」というのは長年の問題となっていて、それらを解消する第一歩としても考えられています。

プレミアムフライデーを実施することで、限定的にですが労働時間を短くしようという目的もあるようです。

3.従業員の満足度を向上

プレミアムフライデーを実施することで、従業員の個人の自由な時間を確保することができるので、休息の時間を増やすことができます。

買い物や旅行に充てる時間を増やせるため、友人や家族との時間を作りやすくなるのも目的とされています。

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プレミアムフライデーの課題や問題点

毎月末金曜日に早めに仕事を終わらせることを推奨しているプレミアムフライデーには、いくつか課題や問題点が挙げられます。

実施している企業が少ない

プレミアムフライデーは、あくまで早く仕事を終えることを推奨しているだけなので、それを取り入れるかは企業の自由になっています。

カルチュア・コンビニエンス・クラブが行った調査によると、約3%の企業しか導入していないという結果が出ているようです。

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月末は忙しく導入が難しい

毎月末金曜日をプレミアムフライデーとして推奨されていますが、多くの企業が月末が忙しいことが多く、導入しにくいのが現状。

月末だと次月決算作業などの様々な業務と被ってしまうため、月初の金曜日にしてほしいという意見も出てきているようです。

給料の減少

これは企業によっても対応が違ってきますが、仕事している時間が減るわけですから、給料が減ってしまうこともあります

またプレミアムフライデーで早めに仕事を終える分、ほかの日が忙しくなってしまうという懸念もされています。

まとめ

以上、プレミアムフライデーとは何かと実施する目的なども紹介してきました!

毎月末金曜日の仕事を早く終われるという点では、プレミアムフライデーはありがたいキャンペーンですが、実際に実施できている企業は少ないという問題点があります。

その理由も様々で、今後いろいろな対応が必要になってきそうですね・・・

余裕のある企業だけでなく、多くの企業がプレミアムフライデーを導入できるようなキャンペーンにしてほしいところです!

何なら毎月末金曜日だけじゃなくて、もっと自由な時間と使えるお金を増やしてくれる制度が欲しいですね(笑)

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