“小さい”という意味で使われる英単語には「little」と「small」がありますが、それぞれどのような違いがあるのでしょうか?
代用して使える場面が少なくないので、使い分けるのが難しい英単語ではありますが、ポイントさえ抑えられれば十分使い分けることができます!
どっちを使うかで相手に伝わるニュアンスも変わってくるので、それぞれどんな意味なのかしっかり覚えておくと良さそうです。
この記事では、littleとsmallの違いは何かと正しい使い方も紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
littleとsmallの違いは?
どちらも「小さい」という意味で使う”little”と”small”ですが、どのような違いがあるのでしょうか?
簡単にlittleとsmallの違いをまとめてみました!
little | small |
---|---|
主観的 | 客観的 |
感情的 | 物理的 |
littleとsmallはそれぞれを代用して使える場面が少なくないのですが、上記のように使い分けられます。
誰から見ても(サイズ的に)小さい場合はsmall、自分が見て小さいと思うものはlittleで表現されます。
それでは例文などを上げながら使い方の紹介をしていきたいと思います!
littleの使い方
主観的・感情的に小さいという意味で使われるlittleは、実際どのような使われ方をするのでしょうか?
例文 : I saw a little cat yesterday. (私は昨日小さな猫を見た)
上記の例文を和訳した文章からは、猫が小さいということしか分かりませんが、ニュアンスとしては「小さくて可愛い猫」といったような感情が含まれます。
そのためサイズが小さいことだけでなく、小さくて可愛いと表現したい時にはlittleが使われます!
分かりやすい例でいうとリトルマーメイドのリトルは、アリエルが若く可愛いという意味を含んでいるのかもしれません。
例文 : I have a little money. (私は少しはお金を持っています)
こちらの例文のように、littleは”小さい”という意味だけでなく、”少ない”という意味でも使われる点には注意が必要です。
smallの使い方
客観的・物理的に小さいという意味で使われるsmallは、実際にはどのような場面で使われるのでしょうか?
例文 : This clothes is small for me. (この洋服は私には小さい)
littleに比べて、客観的に見て小さい(サイズ)ものを指す時にsmallは使われます。
またこちらも分かりやすい例でいうとイッツアスモールワールドのスモールは、世間が狭いという客観的に見ても小さいという意味で使われていますね。
様々なものの大きさを表す時に使われるSサイズのSはSmallから取られているので、それを覚えておけば間違えることはないでしょう!
まとめ
以上、littleとsmallの違いは何かと正しい使い方も紹介しました。
それぞれ代用できる場面も少なくないので、”little”と”small”は使い分けにくい英単語と言えます。
ですがlittleは主観的・感情的、smallは客観的・物理的というのを覚えておけば、しっかりと使い分けることができそうです!
小さいという意味で使う場合、和訳する時にはほぼ意味に違いはありませんが、会話中ではニュアンスに違いが出るので、使い分けられるようにしておくと良いでしょう。
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