人は寝ている時に無意識のうちに寝言を話していたりしますよね。
友だちや家族などと一緒に寝ていて、ほかの人がいきなり寝言を話したりしてびっくりした経験なんてありませんか?
そんな時とっさに「えっ、なに?」なんて聞き返してしまうこともありますが、“寝言に返事をしてはダメ”なんて言われたりしていますが、その理由は何なのでしょう。
もしかしたら寝言への返事で大変なことになってしまうかも…!?
この記事では、寝言に返事をしてはダメな理由と注意点を紹介しているので、ぜひご覧ください!
そもそも寝言って?
寝言に返事をしてはいけない理由を知るには、まず寝言とは何かをしっかり理解しておいたほうが良いでしょう!
そもそも寝言とは、読んで字のごとく、寝ている間に発する言葉のことを指します。
また寝言は無意識の間に発せられる言葉なので、基本的に記憶には残りません。
寝言は一般的に夢を見みているレム睡眠の際に発せられると考えられていて、当人の見ている夢の内容に影響されることが多いそうです。
ちなみに動物たちも寝言を話したりするそうですよ!
寝言にまつわる迷信一覧
寝言に返事をしたらダメ!という話は有名ですが、ほかにも寝言にまつわる迷信はいろいろとあるようです!
“返事をしてはいけない”に通ずるものもあるようなので、まとめて紹介してみたいと思います。
- 寝ている人は霊と話している
- 寝ている人の寿命が縮まる
- 寝ている人が悪夢を見てうなされる
- 寝ている人がそのまま起きなくなってしまうかも
- 寝ている間は魂が抜けていて、話しかけると戻ってこれなくなる
「寝言に返事をすると○○」という迷信はいろいろあるんですね!
寝言に返事をするとどうやら良くないことが起こるという話は、昔から日本では言われていた話だそうです。
寝言に返事をしてはいけない理由
寝言にまつわるいろいろな迷信を紹介してきましたが、結局のところ寝言に返事をしてはいけない理由とは何なのでしょうか?
迷信のほうを引用すると、「寝ている(寝言を話している)人は霊と話していて、別の人が返事をすると、霊が怒って寝ている人の魂を連れて行ってしまって、寝ている人が死んでしまう」とのことです。
とはいえこれが迷信だというのは、ほぼほぼ間違いありませんよね。
それでも寝言に返事をしてはダメと言われるのには科学的に理由があって、「レム睡眠の邪魔をしてはいけない」と言われています。
レム睡眠を邪魔してはいけない理由
まず前提として、人は寝ている間、レム睡眠とノンレム睡眠を繰り返しています。
「レム睡眠」は浅い睡眠の時を指していて、体は休んでいるけど、脳細胞は活発に働いている状態です。
このレム睡眠の時に寝言は話されるのですが、寝言に返事をすると、レム睡眠の邪魔をしてしまって、睡眠不足の状態にしてしまいます。
実はレム睡眠の時は周囲の状態を把握しているらしく、寝言に返事をすると、また返事を返さなくてはいけないと考えてしまって、脳に負担をかけてしまいます。
その負担が積み重なり、ストレスが増えたり、疲労回復がしっかりできず体調を崩してしまったりするため、寝言に返事はしてはダメと言われるようになったようです!
まとめ
以上、寝言に返事をしてはダメな理由と注意点を紹介しました。
日本では昔から寝言に返事はしてはいけないという迷信が数多く存在していたんですね。
前までは科学的な根拠はありませんでしたが、今では科学的な理由も付いていて、よりダメだということが明確になりました。
結局寝言に返事をしてはダメな理由は簡単に言うと、睡眠の邪魔をして質を下げてしまうから、ということです!
寝ている人がしっかりと休めるように、これからは寝言に返事をしないよう気を付けるようにしましょう!
足長くて損することなさそう……羨ましい!