この近年、日本でも”イースター”というイベントを目にするようになりましたが、なぜシンボルのように卵やうさぎが使われているのでしょうか?
元をたどると実はキリスト教とは関係のないところから、これらはイースターに紐づけされていくようになったようです!
イースターエッグが装飾されるようになったのはもっと後のことで、実はうさぎが登場するようになったのにはある理由があったんです…!
この記事では、イースターにはなぜたまごとうさぎなのかと意味や由来なども紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
イースターって何?
たまごやウサギについて触れる前に、そもそもイースターとは何かを分かっていたほうが良いので、簡単に紹介します。
イースターは元々、キリスト教徒がイエスキリストの復活を祝うイベントとしてできたものです!
毎年行われる日付は違って、「春分の日の後の最初の満月から数えて最初の日曜日」とされています。
イースターについては、こちらの記事で詳しく紹介しているので、ぜひこちらもご覧ください!
何でイースターエッグ(たまご)が使われるの?
元々イースターに卵は関係なかったのですが、イースターができてから随分後になって、卵(イースターエッグ)は使われるようになったようです。
卵は新しい命を象徴していて、ヒナが殻を割り生まれる姿とキリストの復活を重ねて、卵が使われるようになったとされています!
でも何でイースターエッグって派手な装飾(ペインティング)をするのでしょうか?
イースターエッグの派手な模様の理由
近年ではカラフルなイースターエッグをよく見かけるのですが、元々は何色でも良いというわけではありませんでした。
本来は十字架にかけられたイエスキリストの死を考え、血を連想させる赤を使うのが伝統だったそうです。
最近では”エッグハント”に使う卵を派手にペインティングしておくと盛り上がるので、派手なペインティングが流行したと考えられています。
何でイースターバニー(うさぎ)も?
イースターって卵だけじゃなく、うさぎもよく見かけますが、こちらはなぜなんでしょうか?
イースターエッグはイースターバニーが持ってくるなんて言われたりもしているからだそうです。
どうやら子ども達がエッグハントをしていた際に、草むらからうさぎが飛び出してきて、そこを見たらイースターエッグがあったのが始まりだとか。
またうさぎは一度に多くの子どもを産むので、海外では繁殖・繁栄の象徴ともされているという理由もあるようですね!
日本では多産の象徴としてねずみが扱われているのと同じ感じといえます。
まとめ
以上、イースターにはなぜたまごとうさぎなのかと意味や由来を紹介を紹介しました。
元々のイースター(復活祭)には、卵やウサギといったイメージはなく、後から付け足されていったものだったんですね!
卵・うさぎどちらも新しい生命・繁栄を象徴するもので、そのイメージをイエスキリストの復活と重ね合わせて、今のイースターが生まれていきました。
イースターエッグがペイントされるようになったのも後からで、エッグハントというイースターならではの遊びをより楽しむために、だんだんと変化していったそうです。
こちらの記事では、そもそもイースターって何?ということを詳しく紹介しているので、ぜひこちらもご覧ください!
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