クリスマスから年末、お正月にかけてはイベントがいっぱい。
そのときにあなたが成人の年齢に達していれば、一生に一度だけ予定の中に成人式が加わります。
そんな大切な式典の成人式ですが、成人式とは何をするのか、式典はどんな内容で行く理由は何なのか、そして何時間の式典になるのか訊かれて答えられる人は少ないでしょう。
新成人は成人式の事前調査として、既に成人式を終えた人は後輩へのアドバイスとして、一緒に成人式とは何なのかを見ていきましょう。
成人式とは
そもそも成人式とは何なのか、始まりを見てみましょう。
なんとなくこういう式典は江戸時代あたりからありそうなイメージですが、成人式が始まったのは1946年、第二次世界大戦終戦の翌年になります。
で、これまたなんとなく成人式の始まりは東京発祥とかお偉いさんが考えたと思ってしまいますが、発祥は埼玉県蕨市になります。
戦後の厳しい時代だからこそ未来ある若者を励ましたいという理由から、当時の蕨町が始めた式典が成人式です。
古くから成人を祝う儀式はありましたが、「成人式」の名がついたのはこれが初めてで、この式典が全国に広がり、現在の成人式となっています。
まあ最近の若者は励ますまでもなくちょっと元気すぎますが。
沖縄とか…
成人式とは何をする式典?
何をするって言われれば晴れ着を着て、昇天ペガサスMIX盛りに髪型を整え、公民館とかでお偉いさんの話を聞く。
そんなイメージしかない成人式ですが、ちゃんと何をするべきかというのがあります。
それは成人式に出席することです。
昭和のマンガみたいなずっこける音が聞こえましたが、本当にこれが大切なんですね。
一生に一度しかありませんから、何をするかといった理由を考えるよりも、とりあえず成人式に出席してみることをおすすめします。
成人式に行く理由
成人式とはで触れたように、成人式の歴史はまだ浅く、始まった理由も未来ある若者を励ましたいという理由だったので、式典に行く理由や意味に特別なものはありません。
しかし地元で行われる成人式ともなれば、学生時代の友人たちに久しぶりに会える機会となります。
成人式というよりは、同窓会の感覚で成人式に行ってみましょう。
成人式の式典内容
式典の内容は成人式を開催する地区によって違いますが、まず確実にあるのが市長などからのスピーチです。
「せっかく校長の長話から開放されたのに」なんて思わず、むしろこんな長話を聞く最後のチャンスかもと思って聞いておきましょう。
他にも
- 地区代表の成人がスピーチ
- 地区出身の有名人のスピーチ
- 音楽バンドによる演奏
- 市長がAKB48を熱唱する
- 市長がももクロを熱唱する
- 市長が新成人にダイブする
などなど式典であるはずの成人式の内容が、徐々に市長オンステージに変わりつつありますが、こうして地区によって変化する式典の内容を見に行くのもまた楽しいかもしれません。
成人式は何時間くらいかかる?
式典の内容が地区によって変わるように、成人式が何時間で終わるかは地区によって異なります。
早い所では1時間で成人式を終了する地区もあるそうですが、平均的には2~3時間程度のようです。
しかしこれはあくまで開催される式典の時間であり、旧友に会って話が弾めば会場にいる時間は何時間にでもなるでしょう。
成人式とは何をするのかまとめ
さて、記事として作成しました成人式とはですが、歴史がまだ浅いため行くことについての深い意味や理由らしいものもなく、式典内容も何時間かかるかも地区によってまちまちです。
しかし周囲が成人を迎えた若者を祝おうという理由で、わざわざ成人式という式典を用意してくれているのです。
行く理由や意味はひとまず置いておいて、まずはその気持ちに応えるつもりで成人式には参加してみましょう。
ひょっとしたら一生の自慢にできる式典内容が用意されているかもしれません。
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