カフェやレストランで提供されているパフェやサンデー。
どっちもよく似ていますが、パフェやサンデーにはどのように違いがあるのか知っていますか?
また「プリンアラモード」などもパフェやサンデーと同じようなイメージですが、「アラモード」というのは一体どういう意味なのでしょうか?
今回は意外と知らないパフェとサンデーの違いや、アラモードの意味について調べていきたいと思います!
パフェとサンデーの違いは?
どっちも主にグラスに盛られており、中に入っているアイスクリームやフルーツなど、あまり違いはないように感じるパフェとサンデー。
そんな似ているパフェとサンデーの違いは、生まれた場所にあるようです!
その他にもいくつか定義はあるようで…
- パフェが細長い容器が使われ、サンデーが丸い容器が使われる
- パフェは昼間のデザート、サンデーは夕方以降のデザート
- パフェは元々フルーツにアイスクリームをトッピングしたもの、サンデーは元々アイスクリームにチョコレートソースをかけたもの
このようにいくつか諸説があるようなのですが、どれも曖昧ではっきりしていません。
日本でのパフェとサンデーは明確な違いはほとんどないのですが、しいて言えば大きいものがパフェ、小さいものがサンデーと呼ばれていることが多いです。
パフェとは?
パフェはフランス生まれのデザートで、アイスクリームにソースや冷やした果物を添えて皿で提供されるデザートです。
フランス語の「パルフェ(parfait)」に由来する和製語で、これは「完璧・完全」という意味の言葉。
なんだかとても壮大な響き…でもたしかに華やかで豪華なパフェなら「完璧なスイーツ」と言っても違和感はありませんね…!
日本のパフェはコーンフレークや生クリーム、フルーツなどいろんなものが盛ってありますが、元祖「パルフェ」はあくまでアイスクリームがメインと言われています。
サンデーとは?
サンデーは1890年頃にアメリカで誕生したデザートで、アイスクリームにチョコレートソースをかけたのが始まりなんだとか。
日曜日はキリスト教の安息日で「ぜいたくは禁止!」とされており、当時大流行していたクリームソーダは贅沢品と見なされ、日曜日の販売が中止してしまったそう。
そこでアイスクリームにソーダの代わりにチョコレートソースをかけたサンデーが生まれ、日曜日にはクリームソーダの代わりにサンデーが販売されたそうです。
はじめはその名の通り日曜日限定のメニューでしたが、平日でも食べられるようになり今に至ります。
ちなみに「Sunday」はキリスト教の「主の日」という意味があるため、単語のつづりは「Sundae」となったそう。
アラモードの意味は?
「ア・ラ・モード」とも表記されるアラモードという言葉を聞くと、プリンがメインのパフェというイメージの「プリンアラモード」を想像する方が多いと思います。
この「アラモード」という言葉は、いったいどういう意味なのでしょうか?
これはフランス語で、「流行」「最新の」「現代風の」「洗練されたもの」という意味を持つ言葉。
プリンにクリームやフルーツが添えられたプリンアラモード、出てきた当初は最新流行のスイーツだったというわけですね。
ちなみに意外にもプリンアラモードの発祥は日本で、神奈川県横浜市にある高級ホテルのパティシエが考案したデザートと言われています。
まとめ
以上、パフェとサンデーの違いやアラモードの意味、発祥や定義を紹介しました!
パフェとサンデーは、生まれた国が違います!
よく似ている2つですが、パフェはフランス、サンデーはアメリカとそれぞれ発祥が違うんですね。
ですが日本において明確な違いの定義はないので、販売されているお店などがそれぞれ判断して名付けているようです。
またプリンアラモードなどで耳にする「アラモード」は、フランス語で「最新の・流行の」という意味で、当時プリンアラモードは最新流行のスイーツだったんですね。
明確に違いを知っている人は意外と少ないので、ぜひパフェやサンデーを食べる機会があれば話題のタネにしてみてくださいね♪
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