本みりんとみりん風調味料の違いはなに?どっちを使うのがおすすめ?

みりん

料理でコクや甘みを出したいときに役立つのが、みりん!

スーパーに行くと「本みりん」と「みりん風調味料」がありますが、この2つの違いは何なのでしょうか?

本みりんは値段が高く、みりん風調味料は値段が安いのですが、どっちを使ったらいいのか分からない…という方も多いはず。

というわけで今回は、本みりんとみりん風調味料の違いや、どっちを使うのがおすすめかを紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください!

本みりんとみりん風調味料の違いはなに?

疑問

本みりんとみりん風調味料は、いったい何が違うんでしょうか?

大まかな違いを以下の表にまとめてみました!

本みりん みりん風調味料
原材料 もち米、米麹、醸造アルコールまたは焼酎 水あめ、調味料、酸味料など
アルコール度数 12.5%~14.5% 1%未満
糖分 約40% 55%以上
煮切り 必要 不要
価格 高い 安い

本みりんとみりん風調味料は、原材料とアルコール度数が大きく違います!

本みりんは甘味やコクを加えるだけでなく、アルコールの成分によって食材の生臭さを消したり、煮崩れを防止してくれたりします。

みりん風調味料は本みりんの風味や特徴に近づけたもので、本みりんよりも糖分が高く料理に甘みを出してくれます。

みりん風調味料はアルコールがほとんど含まれていないので煮切る必要がなく、本みりんが適していない料理にも使えます。

それではここから本みりんとみりん風調味料をより詳しく紹介していきます!

本みりんとは?

本みりん

本みりんは、もち米、米麹、醸造アルコール(焼酎)から作られた醸造調味料です!

甘味を加えられるほか、肉や魚の生臭さを消したり、煮崩れの防止、食材に旨味を染み込ませるなどの効果があります。

アルコール分が12.5%~14.5%含まれているため、酒類に属し酒税が課せられており価格が高いです。

そのため法律上では未成年は本みりんを購入できないようです。

みりん風調味料とは?

みりん風調味料

みりん風調味料は、糖類を主原料とするアルコール分1%未満の甘味調味料です!

その名の通りみりんの風味や特徴に近づけたもので、本みりんよりも価格が安く、色が薄めなのが特徴ですね。

糖分が多く含まれているため、本みりんよりもてり・つやが出やすいです。

本みりんに比べるとアルコールはほとんど含まれておらず、酒類ではないので未成年でも問題なく購入することが可能です。

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どっちを使うのがおすすめ?

料理

基本的には、加熱料理には本みりん、加熱しない料理にはみりん風調味料を使うのがおすすめです!

煮崩れの防止や食材に旨味を染み込ませるなどの効果がある本みりんは、肉じゃがなどの煮物にはぴったり

ただしアルコールを飛ばす必要があるため、火を通さない料理には本みりんはあまり適していません

みりん風調味料はアルコール度数が低く煮きる必要がないので、和え物など加熱しない料理に使いやすいメリットがあります。

本みりんよりもてり・つやを出せるという特徴があるので、ぶりの照り焼きなどにはみりん風調味料のほうが適しています

とはいえみりんは基本的に加熱料理に使われることが多いので、片方だけを常備しておきたいのであれば本みりんを買っておくと間違いないでしょう。

まとめ

以上、本みりんとみりん風調味料の違いや、どっちを使うのがおすすめかを紹介しました!

本みりんとみりん風調味料は、アルコール度数が大きく違います!

本みりんはアルコール度数が12.5%~14.5%と高く、より本格的な味わいに仕上げることができます。

みりん風調味料はアルコールをほとんど含んでおらず本みりんほどの調理効果はありませんが、甘味を加えたりてり・つやを出すのであれば十分使えます。

料理によってどっちがおすすめかも変わってきますが、基本的には本みりんのほうが料理が美味しく仕上がります。

そのためどっちか迷ったら、価格は高いですが本みりんを買っておくと間違いないでしょう。

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