ローストビーフ、グリルチキン、ベイクドポテト……世界にはたくさんの焼き料理が存在します。
ロースト、グリル、ベイクなどはどれも「焼く」という意味で使われますが、何がどう違うんでしょうか?
調理法としての違いはもちろんありますが、料理名でもよく使われるので、違いを知っておくと何かと便利ですよ!
この記事では、ローストとグリルの違いや、ベイクとの差についても紹介しているので、ぜひ参考にしてください!
ローストとグリルの違いはなに?
「焼く」という意味で使われるローストとグリル、その違いはいったい何なんでしょうか?
違いを簡単に表にまとめてみました!
ロースト | グリル | |
---|---|---|
加熱方法 | オーブン | 直火 |
調理時間 | 長時間 | 短時間 |
ローストとグリルは、熱の通し方が違います!
ローストはオーブンで長時間じっくり焼くのに対し、グリルは直火で短時間で焼き上げます。
それにより仕上がりが異なり、食感なども違ってきます。
それではここからローストとグリルをそれぞれ詳しく説明していきます!
ローストとは?
ローストは、材料をオーブンに入れて焼き上げること!
高温で長時間蒸し焼き状態にするので、旨味を閉じ込めたままふっくらと焼くことができます。
食材は大きめのものが選ばれるため、ローストビーフなどは塊のまま、七面鳥なら丸ごと調理されていることが多いですね。
またローストには「コーヒー豆・ナッツなどを煎る、焙じる」という意味もあるため、ナッツ類を乾燥させ、香ばしくするためにオーブンで焼くこともローストと言われています。
グリルとは?
グリルは、材料を串刺しで直火、もしくは金網、鉄板などの上に置いて直接火で焼くこと!
高温で短時間で焼き上げるので、旨味を逃さずジューシーな仕上がりになります。
グリルと言われると筆者はまず魚焼きグリルを思い浮かべましたが、グリルチキンやグリル野菜のように、魚以外のどんな食べ物にも使われますよね。
外側はカリッと香ばしく、内側は柔らかく仕上がるのがポイントです。
ベイクとの違いは?
同じように焼くという意味では「ベイク」も使われますが、ローストやグリルとは何が違うんでしょう?
ベイクは、直火を使わずオーブンの乾燥した熱気で、水分を足さずに焼くこと!
パンやケーキ、お菓子などを焼くときに使われることが多いです。
オーブンを使用するという点に関しては、ローストと似ています。
ベイクドポテトなどお菓子以外のものでも使われますが、日本ではベイクドチーズケーキやベイクドクッキーなどお菓子で聞くことが多いですね。
まとめ
以上、ローストとグリルの違いや、ベイクとの差について紹介しました!
焼くという意味で使われるロースト・グリル・ベイクは、熱の通し方が違ってきます!
ローストは長時間オーブンで焼く方法で、旨味を閉じ込めたままふっくらと焼きあがります。
グリルは鉄板や網で短時間で焼き上げ、ジューシーな仕上がりになります。
またベイクは、水分を足さずにオーブンの乾燥した熱気だけで焼くことを意味します。
料理名にもよくこれらの言葉は使われるため、違いを知っておくとどんな料理か想像しやすく、レストランなどでも役立ちますよ!
コメントを残す