【2018年】実在するキラキラネーム一覧を男女別に読み方も紹介

 

珍しいか否かを完全に二極化した場合、私の苗字は珍しい部類に入ります。

名前はというと、有名人にも同じ名前が数人いるほどのありきたりです。

このありきたりな名前を嫌って、好意的に捉えれば個性的ないわゆる「キラキラネーム」をつける親が増えつつあります。

一生付き合う名前に、男の子と女の子ではどんなキラキラネームが実在するのか、そのいくつかを一覧でご紹介します。

キラキラネームの定義

 

定義といってもカッチリ決まっているわけでもないというか決めるようなもんでもないので、だいたいはこんな感じです。

  • 無理矢理な読み方や当て字を使用している
  • 英訳している(「英雄」を「ヒーロー」)

わかりやすく言えば「夜露死苦(よろしく)」を彷彿とさせる名前であれば、キラキラネームといわれます。

ちなみに私が中学生の頃、廊下の壁に「愛死天流(あいしてる)」と書いてありました。書いた同級生は元気でやっているでしょうか。

 

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実在するキラキラネーム一覧:男の子

 

いつかは甲子園でこのキラキラネームを聞くのでしょうか。

 

光宙(ぴかちゅう)

かなり有名なキラキラネームです。

光っちゃってるんだから本当にキラキラネームです。

言わずもがなポケットモンスターから名前を取ったのでしょうが、子どもはモンスターじゃないと思います。

 

姫守(ひも)

「小野妹子」がありますから、「姫」はまあ男の子でもOKでしょう。

しかし「ひも」といえばご存知、女性のお金を頼りにまともに働きもしない男性の呼び名なので、男の子にはどうかと思います。

女の子にもどうかと思います。

 

覇安威(はあい)

おそらくは挨拶である”Hi”からでしょうが、外国人でも困惑するわ。

「明るい挨拶が出来る男の子に」と願ったかもしれませんが、挨拶しづらいです。

 

心太(はあふ)

心を太くした代わりに、半分になったようです。

ところでこの漢字の組み合わせは別の読み方もあります。「ところてん」です。

男の子でところてんは…これ以上はやめましょう。

 

王子(きんぐ)

「おうじ」ならまあ疑惑の判定でセーフでしたが、「きんぐ」はアウトです。

だって「王子」は”Prince”だもの!

 

爆走蛇亜(ばくそうじゃあ)

どうしちゃったかな?どこを?なにを?

このキラキラネームにはもうなにも言えないので、男の子の無事を祈ることにします。

実在するキラキラネーム一覧:女の子

 

将来はこのキラキラネームの女の子たちがセンター争いをするかもしれません。

 

恥子(さとこ)

全然キラキラネームじゃないですね。

親戚に一人はいそうな名前です…ん?

…名前は「公」の人に見せるって事を忘れないようにしたいですね。

 

翁(おきな)

生まれてすぐにお年寄りな、キラキラネームよりヨボヨボネームです。

そして「翁」は「年をとった男性の呼び名」、つまり「おじいちゃん」という意味なので、女の子には似合いません。

 

珍子(よしこ)

嫌な事でもあったんでしょう。

 

愛して(あいして)

なんだろう、悲しくなってきた。

 

愛歩(あほ)

いつの日か名前と同じ言葉を使って絶縁されそうです。

 

戦争(せんそう)

もうなんにもいえねーわ!

 

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いろいろなキラキラネーム

 

キラキラネームは最近のものかと思いきや、元祖は作家の森鷗外の子どもたちと言われます。

森鴎外には男の子と女の子で併せて5人の子どもがいましたが、その名前は以下の通り。

  • 長男:於菟(おと)
  • 長女:茉莉(まり)
  • 次女:杏奴(あんぬ)
  • 次男:不律(ふりつ)
  • 三男:類(るい)

現代と比較するとそれほどでもないと思ってしまいますが、当時では充分なキラキラネームです。

これは森鴎外が子どもの名前を海外の発音に寄せようとしたのが理由で、この考えは現代のキラキラネームに通ずる部分があります。

ちなみに子どもの子ども、つまり森鴎外から見れば孫たちの名前もなかなかのキラキラネームが多いのは血筋でしょう。

余談ですが、不律はアカツキ電光戦記というゲームに登場する老人のキャラクターでも使用されていますが、実際の不律は生後半年ほどで亡くなっているため、関係性はありません。

 

世間を騒がせたキラキラネーム

この名前ほどキラキラネームという名称が似合わない名前も珍しいでしょう。

1993年8月11日に提出された新生児の名前に「悪魔」というものがありました。

漢字が常用漢字であったため受付は行われましたが、結局は「子どもの福祉に害を与える可能性がある」として不受理になり、親側はこれを法廷にまで持ち込みます。

裁判所としては「ルールを守っている以上、受理するべき」、つまり親側が勝訴しましたが揉めに揉め、結局は「あくま」の音だけ残して別の漢字で提出したところ、これも不受理。

最終的に「あくま」の音に似た名前で決着しましたが、この時点で親側はもうぷんぷんです。

自分たちの正当性を訴えるためにじゃんじゃんテレビなどに出演し、時の人となり世間を騒がせました。

これが通称「悪魔ちゃん事件」です。

 

キラキラネームが配慮を無にする?

大ヒットした漫画「デスノート」。

デスノートに名前を書かれると命を奪われるというショッキングな内容であるため、そんなことしちゃう主人公の名前は「月(ライト)」だったり、デスノートに書かれる名前は「いるわけねえだろ」といった名前ばかり。

こうした配慮も、キラキラネームが増えてくればいつの日か不可能になってしまうかもしれません。

 

実在する男の子と女の子のキラキラネーム一覧まとめ

今回の実在する頭痛の種一覧、じゃなくて実在するキラキラネーム一覧はいかがだったでしょうか。

私は頭が痛いです。

幸いにも日本には改名制度がありますので、キラキラネームでお悩みの男の子、女の子は最寄の家庭裁判所に行って「最初に止めろよ!」から始めればスムーズだと思います。

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