暑いから服を脱ぐ。
私生活であればごもっともなこの行動も、ビジネスの場ではそうもいきません。
しかし「クールビズ」の提唱によりビジネスの場でもこれが可能となりました。
環境省が呼びかけるクールビズの2016年の期間はいつからいつまでか、暑くなる前に確認しておきましょう。
クールビズとは
「クールビズ」とは夏場の冷房の節約(室温28℃でも過ごせること)を目標とした、2005年の「ノーネクタイ、ノージャケットキャンペーン」に対して一般公募で決められた名称で、新語・流行語大賞のトップ10にも選定されています。
服装の可否については環境省の方で細かく定めていますが、おおまかに言えば
- ノーネクタイ
- ノージャケット
- 半袖シャツ
- チノパン
- スニーカー
これらをビジネスの場でもOKな服装としています。
実施期間について環境省は6月1日から9月30日の4ヶ月間を想定していますが、状況によって変化します。
この実施期間はあくまで強制ではなく呼び掛けなので、実施期間がいつからいつまでかは自由に設定できます。
2016年のクールビズ想定期間は?
地球温暖化が問題視され続けるところに、2011年には東日本大震災が起こり節電への意識が強くなりました。
こうした面から環境省では2016年のクールビズ想定期間を5月1日(日)から10月31日(月)までの6ヶ月間として、クールビズへの理解と協力を呼びかけています。
各地域のクールビズ実施期間はいつからいつまで?
2016年環境省が呼びかけるクールビズの期間は5月1日から10月31日までですが、日本全国どこの地域でもこの実施機関が採用されるわけではありません。
各地域ではいつからいつまでをクールビズの実施期間としたのか、2015年の実施機関を見ていきましょう。
ちなみに2015年の環境省が想定したクールビズ実施期間は、2016年と同様に5月1日から10月31日まででした。
北海道
2015年北海道のクールビズ実施機関は6月1日から9月30日までと、環境省の想定実施機関よりも1ヶ月遅れた開始でした。
平均気温が低い北海道にしては納得の時期でしょう。むしろ9月30日までクールビズを実施し続けた人はいたのでしょうか。
大阪府、東京都
これら2つの都市は環境省が想定した期間に倣い、クールビズの実施機関を5月1日から10月31日までに設定しました。
しかし6月1日から9月30日までをクールビズ実施機関とする会社も多かったそうです。
九州地方
平均気温が高めの九州地方では、2015年のクールビズ実施期間は環境省の想定期間の5月1日から10月31日まで。
当然といえば当然でしょう。
沖縄県
北海道とは逆に日本最南端の沖縄県ともなれば、やはりクールビズの実施も早め。
2015年には4月1日から10月31日まで、7ヶ月の実施期間。
こうなるとクールビズが正装の扱いで良いんじゃないでしょうか。
ちなみに沖縄県では「かりゆしウェア」というシャツも、クールビズの服装として用いられます。
クールビズの期間はいつからいつまでかまとめ
省エネや地球温暖化防止を目的に行われるクールビズ。
環境省の発表ではCO2の排出量は大きく削減され、企業側は電気代の節約にもなります。
夏場の会社員にとっては暑くて苦しい思いをせずにいいこと尽くめのように思えますが、わざわざ政府が呼び掛けをしないとジャケット一枚も脱げないというのに堅苦しさを感じるのは、私がスーツを着用する仕事に就いたことがないからでしょうか。
それはともかく、2016年のクールビズ実施期間がいつからいつまでかを確認して、少しでも快適に暑い日を乗り切りたいですね。
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