常に気をつけたいですが、冬の時期は特に体調管理に気を使いますね。
しかし自分がいくら気をつけていても、家族が体調を崩す場合があります。
それがもし感染力の高いインフルエンザだったらどうすべきか、今回はインフルエンザの感染予防方法と潜伏期間についてご紹介します。
家族がインフルエンザに感染したら
インフルエンザに感染したからと言って、家族を放っておくわけにはいきません。
看病をするということも考えて、感染を予防していきましょう。
インフルエンザの感染経路
インフルエンザの感染経路は飛沫感染、つまりはくしゃみや咳による水滴からの感染が主になります。
ちなみにくしゃみの飛沫が飛ぶ距離は5m程度というデータがあります。
個人差ありますが、1mはだいたい人が大股で歩ける距離です。自分の位置から大股5歩、どこまで行けたでしょうか。
じゃあ5m以上離れていれば安心ということかというとそうではありません。
飛沫がついたものを触った手が他のものに触れれば、インフルエンザの菌はどんどんと感染していきます。
インフルエンザの感染予防方法
家族がインフルエンザにかかった場合、どんな感染予防方法があるでしょうか。
インフルエンザの予防接種を受ける
「家族がインフルエンザになった時」という大前提で手遅れな感じがしますが、インフルエンザの感染予防に予防接種は有効です。当たり前ですが。
定期的な予防接種は受けておきましょう。
マスクを着用する
インフルエンザにかかった家族も、看病する家族もどちらもマスクを着用しましょう。
感染した家族からはウイルスを飛ばすことがなくなりますし、看病する家族はウイルスを体内に入れることを予防できます。
部屋を隔離する
ドライな感じはしますが、大切な感染予防方法です。
インフルエンザと聞くと無敵のウイルスの様なイメージですが、実はインフルエンザは空気感染を滅多にしません。
つまりインフルエンザウイルスが空気中をふよふよ漂っているということはないので、部屋を隔離するだけで家族への飛沫感染のリスクが大幅に減ります。
更に空気感染のリスクを減らすために、部屋の保温と保湿はしっかりとやりましょう。
室温20℃、湿度は50%をキープすることでインフルエンザウイルスの生存率を3%にまで抑えることができます。
部屋を隔離するという感染予防方法はドライですが、部屋はウェットにしておきましょう。
手や触れたものをよく洗う
インフルエンザは空気感染は滅多にしませんが、飛沫感染は任せてくださいなウイルスです。
感染者からの直接の飛沫でなくても、看病している家族が飛沫を持ち歩いてしまうかもしれません。
そのため看病する家族は、感染者を隔離している部屋から出たらすぐに手をよく洗い、使った食器などもよく洗うようにしましょう。
インフルエンザの潜伏期間
インフルエンザの潜伏期間は一般的には1~2日で、その後に症状が現れます。
ただし短い潜伏期間であれば24時間以内、長い潜伏期間であれば1週間程度とばらつきがあります。
潜伏期間が過ぎたあとのインフルエンザの症状としてまず38℃以上の高熱が出ます。
他には
- 寒気
- 震え
- 倦怠感
- 関節痛
- 筋肉痛
- 頭痛
- 喉の痛み
- 咳
- 鼻水
- くしゃみ
これらの症状も現れます。
潜伏期間中とその後の感染
インフルエンザは潜伏期間中も感染します。
また発症後は3日目が一番感染力が強くなり、1週間程度は他人に感染させてしまう場合があります。
家族に感染させないよう、自室でおとなしく療養しましょう。
インフルエンザの感染予防方法まとめ
毎年話題となるインフルエンザ。
話題になるということはそれだけ予防もされているはずですが、毎年言われるということはそれだけ感染力があるということです。
大切な家族がインフルエンザにかかったとき、自分も倒れるわけにはいきません。
しっかりと感染を予防して看病をしてあげましょう。
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