つらい花粉症の時期。
薬や対策グッズで花粉症を和らげるのも良いですが、花粉症になりづらい体を作れたらもっと良いのではないでしょうか。
そんな体作りにはヨーグルトとみかんの皮が効果的でおすすめです。
今回はヨーグルトとみかんの皮の効果と、おすすめの食べ方をご紹介します。
花粉症にはヨーグルトが効果的
なぜヨーグルトが花粉症に効果的かというと、それはご存知「乳酸菌」の力が関係します。
目がかゆくなったり、鼻水が止まらなくなる花粉症ですが、原因は花粉が目や鼻に付着することではなく体内に取り込まれることが原因です。
ここでヨーグルトの乳酸菌が登場します。
ヨーグルトの乳酸菌には整腸作用が備わっているので腸内環境を整え、消化器官の働きを正常に保ってくれます。
すると免疫バランスが整って花粉症への免疫力も高まり、アレルギー症状を抑えることができます。
ただし、ヨーグルトを食べたからといってすぐに花粉症に効果があるわけではありません。
ヨーグルトはあくまで「花粉症にかかりづらい体を作るのに効果的」であるため、花粉症の時期だけではなく普段からヨーグルトを食べることを習慣にしておくことが理想的です。
花粉症に効果的なヨーグルトを選ぶ
花粉症に効果があるヨーグルトですが、その効果をより大きく受けるためにはヨーグルトの選び方も重要です。
「加糖ヨーグルト」は砂糖が加えられたことで甘くて食べやすいですが、砂糖は腸内の善玉菌を減らして悪玉菌を増やしてしまいます。
ヨーグルトの効果を少しでも多く受けたいのであれば、無糖ヨーグルトを選びましょう。
そして腸内環境を整える「乳酸菌」ですが、実は普通のヨーグルトだと生きて腸まで届く乳酸菌はわずかです。
ヨーグルトを食べても乳酸菌が腸に届かなければ、美味しいだけで意味はありません。
花粉症への効果を期待してヨーグルトを食べるのであれば、KW乳酸菌やL92乳酸菌など「生きて腸まで届く乳酸菌」が含まれたヨーグルトを選ぶようにしましょう。
具体的には
- 大人の元気ヨーグルト(小岩井乳業)
- LG21ヨーグルト(明治)
- R-1ヨーグルト(明治)
- アレルケア(カルピス)
これらの商品には生きて腸まで届く乳酸菌が含まれています。
ヨーグルトにみかんの皮で花粉症への効果が更に増す
みかんの皮をヨーグルトと一緒に摂取すると、花粉症への効果が更に増すのでおすすめです。
これは愛媛大農学部をはじめとしたグループの共同研究により、26人の被験者全員が花粉症の症状が軽減したという結果が出ています。
これはみかんの皮の成分であるフラボノイドの一種「ノビレチン」と、牛乳の成分でタンパク質の一種「β―ラクトグロブリン」が花粉症の症状を抑えるためだそうです。
ヨーグルトとみかんの皮のおすすめの食べ方
ヨーグルトとみかんの皮を摂取するので一番手軽なのは、やはりヨーグルトにマーマレードを入れて食べることでしょう。
マーマレードでなければ細かくしたオレンジピールを混ぜるのも良いです。
ヨーグルトに入れなくても、オレンジピールは鍋の具であるつくねに入れても美味しいです。
また、みかんの皮は漢方薬では「陳皮(ちんぴ)」と呼ばれ七味唐辛子の中にも入っています。
オレンジピールを練りこんだつくねに七味唐辛子をかけて食べれば、体も温まり美味しくみかんの皮を摂取できます。
ヨーグルトは普通に食べることもできますが、カレーなどの料理では調味料としても使えるので意識して摂取しましょう。
花粉症に効果的なヨーグルトとみかんの皮まとめ
花粉症になってから対処するよりも、花粉症にならない体が作れればこれに越したことはありません。
そのためには普段から意識的にヨーグルトとみかんの皮を摂取することが効果的です。
おすすめの食べ方のほかにも是非いろいろと工夫して、花粉症になりづらい体を作りましょう。
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