卒業式で生徒たちを送り出す退場曲。
若者たちの好みに合わせた最新の退場曲もあれば、長く愛される定番の曲や感動の歌まで幅広いです。
今回は卒業式でよく使われる退場曲をランキング形式でご紹介いたします。
卒業式で定番の感動の歌
在校生が卒業生のために歌う姿は感動的です。
そんな感動的なシーンで定番として歌われ続ける歌にはどんなものがあるのでしょうか。
Believe
作詞作曲は誰か知らなくても「I believe in future 信じてる」の歌詞は、音楽の授業で聞き覚えがあることでしょう。
学校の授業でしか歌わないようなイメージですが、実はNHKの「生きもの地球紀行」のエンディングテーマとして、1998年に発表された歌です。
卒業式では定番のこの歌で音楽の授業が思い出され、更に感動するのではないでしょうか。
贈る言葉
ご存知、武田鉄矢さんが歌う海援隊のこの曲は、レコードの売り上げが100万枚を超える大ヒットを記録した名実ともに名曲。
あの「3年B組金八先生」の初代主題歌でもあり、卒業式との相性抜群な定番の歌です。
感動的な歌詞で老若男女問わず今も愛されています。
さらば
アニメ「あたしンち」の初代オープニングテーマで、「こんにちは ありがとう さよなら また逢いましょう」と繰り返される歌詞が特徴的。
曲調は明るく、決して寂しさを売りにしている歌じゃあないと思うのですが、どこか切ない感動を覚える曲です。
ちなみに私の卒業式では先生がこの歌を歌ってぼろぼろと涙をこぼしていました。
しかしこのタイトルの歌をアニメのオープニングに起用するとは、すごい勇気ですね。
さくら
森山直太郎さんが歌い大注目を浴びたこの歌は、タイトルから曲調から歌詞まで全て卒業式にマッチします。
惜しむらくは高音や独特な歌い方が少し難しいといったところでしょうか。
とはいえ感動を呼べる定番の歌であることは間違いありません。
卒業式の退場曲ランキング
定番の歌があれば人気の歌もあります。
卒業式の退場曲の人気をランキング形式でご紹介いたします。
今回は「リサーチ天国」の2014年の結果から、まずは10位から6位まで。
- 10位:桜(FUNKY MONKEY BABYS )
- 9位:卒業の日(サスケ)
- 8位:旅立ちの朝(嵐)
- 7位:さくら(ケツメイシ)
- 6位:SAKURA(いきものがかり)
「桜」が漢字、ひらがな、ローマ字と3つも入っているのが非常に卒業式シーズンであることを意識させますね。
残り2つも「卒業」そのもの、「旅立ち」といった語句が含まれ、退場曲に人気なのも頷けます。
それでは残りのランキング5位から順にご紹介します。
5位:桜(コブクロ)
卒業式といえばということでタイトルはまた「桜」です。
「名もない花には名前を付けましょう」の静かな歌い出しから「桜の花びら散るたびに 届かぬ思いがまた一つ」で感動が一気に押し寄せる、人気の退場曲です。
4位:道(EXILE)
漢字一文字の点では桜と同じですが今回は「道」です。
出会いから未来までの道を描いた歌詞は、まさしく卒業生を送り出すのにふさわしい退場曲です。
3位:旅立ちの日に
「白い光の中に 山なみは萌えて」の歌い出しは聞いたことがあるでしょう。
卒業式では定番として歌われているこの曲、実は1991年に埼玉県秩父市立影森中学校の教員によって作られた合唱曲です。
生徒と学校を思い先生が作った歌ですから、卒業式との相性は言うまでもない、まさしく卒業式の退場曲です。
2位:YELL(いきものがかり)
ランキング6位にも入っていたいきものがかり。
タイトルをすぐさま「エール」と読めなかった私はすこぶる日本人です。
タイトルがそのまま卒業生へのメッセージにもなり、歌詞も全体的に未来へ向かって飛び立つ姿を描いています。
1位:3月9日(レミオロメン)
3月9日って卒業式の日か?と思いきや実はこれ、レミオロメンのメンバー共通の友人の結婚を祝うために作った曲で、卒業式は関係ありません。
とはいえドラマの影響もあり学校で歌われることが増え、結果として卒業式の退場曲ランキングで第1位を獲得にいたります。
オリコン調べの卒業式の退場曲ランキングではすでに殿堂入りを果たした、ちょっと複雑な事情を持った人気の退場曲です。
余談ですがレバノンでは3月9日は「教師の日」となっています。
卒業式の退場曲ランキングまとめ
場の雰囲気を作るのに音楽の力は欠かせません。
卒業式でドリフのオチで流れBGMを流したら、雰囲気は一気に変わってしまいます。
そんな卒業式も悪くないですが、感動的な卒業式にしたいのであれば定番の歌やランキングを是非雰囲気作りに役立ててください。
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