鼻血の止め方と原因まとめ!出やすい人とストレスとの関係とは

 

漫画やアニメではコミカルに描かれることが多い鼻血ですが、実際に鼻血が出ると慌てるものです。

心当たりがないのに出てくる原因はなんなのか、そして鼻血が出た場合はどんな止め方をしたらいいのでしょうか。

鼻血とストレスの関係性について、そして周囲に1人はいるでしょう鼻血が出やすい人。

そんな鼻血が出やすい人とはどんな人かについてもご紹介いたします。

大人が出す鼻血の原因

 

例えば格闘家が顔にパンチを受けて鼻血を出した場合、それは外部からの衝撃であるパンチが原因であることは言うまでもありません。

今回ご紹介するのは原因がわからず急に出てくる鼻血についてです。

実は鼻血の原因にも大人と子供で違いがあります。

違いがあるというよりは、大人特有の原因といったところでしょうか。

 

鼻血の原因:ストレス・疲れ

社会に出るとさまざまなことでストレスを溜めてしまいますし、それに伴い疲れも溜まります。

ストレスや疲れを溜めすぎると自律神経失調症になる場合があり、この病気にかかると鼻の毛細血管が切れやすくなり、急に鼻血が出てくるようになります。

また、ストレスや疲れに寝不足が重なると、朝起きていきなり鼻血が出ることがあります。

自律神経系の崩れは鼻血の他に、耳鳴りの原因にもなります。

耳鳴りのキーンの原因と治し方!病気やストレスの関係性について

ストレスや疲れを溜めず、睡眠時間を確保することで鼻血が出にくい体を作ることができます。

 

鼻血の原因:飲酒・喫煙

お酒やタバコを呑むと血圧が上昇します。

鼻に通っている毛細血管は文字通り細い血管ですので強度があまりありません。

そこに上昇した血圧とくれば、耐え切れずに血管が切れてしまい鼻血が出ることになります。

高血圧は鼻血以外にも体に悪影響を与えますから、タバコやお酒は控えめにしましょう。

 

子供が出す鼻血の原因

 

子供の鼻血の原因で特徴的なのはやはり「未発達」であることです。

 

鼻血の原因:風邪

赤ちゃんなど子供が幼いほど、風邪で鼻血を出しやすくなります。

体温の調節機能がまだ未発達なため、風邪をひいて体温が上がることで鼻の毛細血管が切れやすくなることが、鼻血が出る原因です。

 

鼻血の原因:季節の変わり目

大人でも気圧の変化でぎっくり腰が起きたりするように、季節の変わり目は体に影響を与えます。

それがまだ体が未発達の子供であれば、大人以上の影響を受けます。

気温や湿度の変化に体が対応しきれず、鼻血を出す場合があります。

 

その他の鼻血の原因

その他、大人も子供も関係なしに鼻血の原因となるのは

  • 鼻をほじる
  • アレルギー性鼻炎
  • 蓄膿症

などさまざまな理由があります。

病気に関してはしょうがない部分がありますし、鼻炎の他にくしゃみや鼻をかむなどでやむを得ず鼻にダメージを与えることもあります。

しかし鼻をほじるのは意識をすればやめられるので、癖になっている人は気をつけましょう。

 

鼻血が出やすい人

 

小学校の頃に仲が良かった友人は、非常に鼻血が出やすい人でした。

そのため私はよくティッシュを貸していたのですが、おそらくこの場合は小学校時代ということもありますし、体が発達しきっていなかったのが原因でしょう。

鼻血が出やすい人にはどんな原因があるのでしょうか。

 

高血圧

大人が出す鼻血の原因でも触れましたが、鼻の毛細血管は細いため切れやすいです。

それが高血圧となれば余計に切れやすくなり、鼻血の原因となります。

  • 鼻血が出るときに頭痛が伴う
  • 最高血圧が140以上、最低血圧が90以上

この2つに当てはまる場合、鼻血が出やすい原因は高血圧であると考えられます。

 

貧血

鼻血が出やすい原因の最初に高血圧を持ってきておいて、もう一つの原因が貧血とは矛盾している気がしますが、これも鼻血が出やすい原因です。

貧血になると血管の再生能力が落ちるため、ただでさえ弱い鼻の毛細血管が更に弱い状態になってしまいます。

そうなればちょっとした刺激でも血管が切れてしまい、鼻血の原因となります。

貧血は食生活もですが、ストレスや疲れが原因にもなります。

ストレスや疲れといえばこちらも大人が出す鼻血の原因で触れました。

どうにも現代社会は鼻血が出やすい社会のようです。

ストレス社会に続き、鼻血社会と呼ばれる日も近いかもしれません。

間違った鼻血の止め方

 

鼻血の止め方といえば

  • ティッシュを鼻に詰める
  • 首の後ろを叩く
  • 上を向く
  • 鼻をかんで血を出し切る

これらが有名で、誰しも一度はやったことがあるか、見たことくらいはあるでしょう。

しかし実はこれ全部間違った鼻血の止め方です。

 

ティッシュを鼻に詰める

たしかに手軽で鼻血が垂れてくることはありませんが、ティッシュを引き抜くときに弱っている鼻の粘膜にもう一度傷を付けてしまう場合があります。

詰めるのあればもっと柔らかい綿などを使用しましょう。

 

首の後ろを叩く

これは完全に民間療法で、鼻血を止める効果はありません。

逆に鼻血が更に出たり、鼻血が逆流する可能性があるのでやらないほうがいいでしょう。

 

上を向く

鼻血が出たらとっさにやってしまいますが、鼻血が逆流してしまいます。

鼻血を飲み込んでしまうと気分が悪くなり嘔吐してしまうこともあります。

 

鼻をかんで血を出し切る

本当に出し切れればいいですが、鼻をかむことによってダメージが増え、鼻血の出る量も増える一方です。

 

正しい鼻血の止め方

 

上を向かない

鼻血が逆流しないように、顔は真っ直ぐかちょっと下を見るようにしましょう。

 

鼻をつまむ

止血の基本が圧迫であるのは鼻血であっても同じです。

鼻血はだいたい5~10分で止まるので、苦しいでしょうが少しの間辛抱してください。

 

冷やす

冷やすことにより血管が収縮し、早めに鼻血を止めることができます。

 

鼻血の止め方と原因まとめ

急に出ると慌ててしまいますが、鼻血が出たらまず落ち着いて対処することが必要です。

鼻血の原因は現代を象徴するようにストレスばかりで、この原因を完全に取り除くことは難しいでしょう。

しかし可能な限り原因となるストレスや疲れを発散し、鼻血が出にくい体にしていきましょう。

それでも出てしまった場合は、正しい止め方で冷静に鼻血を処理してください。

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