飲みすぎた翌日、二日酔いの症状で現れる辛い頭痛や吐き気。
こんな状況で「素敵な二日酔いをありがとう神様」なんて思える人はネジがぶっ飛んでしまっているか、変なかたちでお酒が残っているんでしょう。
そんな頭痛や吐き気から1秒でも早く開放されるため、今回は悩ましい二日酔い症状の治し方、効果的な薬といった解消方法をご紹介いたします。
二日酔いの頭痛、吐き気と原因
二日酔いの症状といっても頭痛か吐き気のどちらかしか出ない場合、どちらも併せて出る場合もあります。
二日酔いの症状や原因については以前の記事でもご紹介しています。
今回ご紹介する二日酔いの治し方以外にも、どんな食事をすればいいかなどについてご紹介しています。
頭痛が伴う二日酔い
どんな原因の二日酔いであれ、二日酔いとなれば頭痛はほぼ確実に症状として出てきます。
吐き気が伴う二日酔い
二日酔いの症状で吐き気がある場合は
- 脱水
- 胃酸過多
この2つが主な原因として考えられます。
せっかくですからこの2つの二日酔い解消方法をまずご紹介しておきましょう。
脱水による二日酔い症状の解消方法
洗濯機でもおなじみの脱水がどんな状態かは言うまでもありません。
となればこの二日酔いの治し方は「水分を補給すること」です。
夏場の運動には欠かせないスポーツドリンクは効果的な水分補給ができ、解消方法の第一として覚えておきましょう。
千鳥足で家までたどり着けたなら、奥さんに味噌汁があるか訊いてみましょう。
味噌汁は失われた水分、そして同じく失われた栄養を補給するのに適しています。
翌日の二日酔いで特に吐き気に悩まされたくなければ、一杯飲んでから眠るようにしましょう。
胃酸過多による二日酔い症状の解消方法
二日酔い以外の原因もありえますが、胃酸過多というのは辛いものです。
原因はわかりませんが私も一時期この症状に悩まされたことがあり、胃が痛いような違和感があるというか、何とも言えないむかつきがありました。
二日酔いの場合、お酒が胃酸の分泌を促すことが原因でこの状態ができあがります。
この症状の治し方には、しょうがを摂取するという方法があります。
しょうが汁やスープなど、飲み物にすれば二日酔いで辛い状態でも摂取がしやすいでしょう。
また、食用の重曹も胃酸過多の解消方法として有効です。
重曹は過去に胃薬として重宝され、胃酸過多の解消方法以外にも健康効果が期待されます。
⇒食用の重曹は健康に良いか悪いかと体への影響と害について紹介
重曹に期待できる健康効果については、上記記事でご紹介しています。
二日酔いのときにおすすめの治し方
先に二日酔いによる頭痛や吐き気の原因、吐き気については一部の解消法についてご紹介しました。
他にはどんな二日酔いの解消方法があるのかについてご紹介します。
二日酔いの解消方法:水分を取る
お酒を飲む時や、飲んだ後に水分な必要不可欠。
二日酔いの時だけではなく、今度お酒を飲む時は水分もたくさんとりましょう。
そして飲み終わった後、次の日も水分をたくさんとることが大事!
また、水はなかなか飲めないという方は、果実ジュースやトマトジュースでも効果がありますので、二日酔いの時は水分をたくさんとってくださいね。
二日酔いの解消方法:汗をかく
運動でもいいですが、二日酔いの状態でそれは辛いでしょう。
ぬるいお風呂にゆっくり浸かったりと体の代謝が高まり、二日酔いの原因であるアセトアルデヒドの分解を早めてくれます。
ただし、酔っている状態での入浴は最悪の場合命に関わります。
また、二日酔いの時の熱いお風呂やサウナは逆効果です。
こちらについては
⇒二日酔いでサウナに入るのは逆効果?体に悪い理由と注意点を紹介
で紹介していますので、併せてチェックしてください。
二日酔いの解消方法:柿を食べる
柿に含まれている「カタラーゼ」という酵素が肝臓の働きを助け、アルコールやアセトアルデヒドを分解するのを早めてくれます。
しかし季節によっては柿が手に入りにくくなります。
そんな場合は他に
- 梅干
- 大根おろし
- コーヒー
- 日本茶
なども二日酔いには効果的です。
二日酔いの解消方法:寝る
「あーもう二日酔いで辛いから今日はもうずっと布団で過ごす」
ずいぶんぐうたらに見えますが、実はこれ二日酔いの治し方としては正解です。
寝ている間は体が休まり、二日酔いの原因となる毒素の分解が早まります。
寝ていれば吐き気や頭痛に悩まされることもないですし、体を休めるというのは効果的な二日酔いの治し方です。
迎え酒はNG
「二日酔いには迎え酒」
酒豪の方はついやってしまいそうですが、もう言うまでもなくNGですこれ。
「疲れてるならランニングしてこい」「お腹いっぱいならもっと食え」と同じです。
肝臓さんに大ダメージです。
なので、しっかり水分を取り二日酔いの時は、休肝日にしてあげましょう。
二日酔いのときにおすすめの薬
ここまでなんとか自力にプラスアルファでどうにかする二日酔いの治し方を紹介しましたが、やはりこれには限度があります。
となればやはり最後に頼るのは薬です。
二日酔いのときにおすすめの薬をご紹介します。
ハイチオールC(エスエス製薬)
名実共に信頼できる、二日酔いの解消方法としておすすめの薬です。
シミ・そばかすへ効果的な「L-システイン」は二日酔いの原因物質アセトアルデヒドの分解も助けてくれます。
二日酔いがビジネスパートナーな夜のお仕事をされている方も愛用していると聞きます。
ヘパリーゼ(ゼリア新薬)
ヘパリーゼは肝臓の働きを助け、アセトアルデヒドの分解が早くなります。
話題のウコンよりも効くと言われ、錠剤とドリンクタイプの2つがあるので飲みやすさや携帯しやすさなどに合わせて選択できます。
個人的見解ですが、川平慈英さんのあの濃い顔で効くと言われれば、余計に効く気がします。
ソルマック(大鵬薬品)
あの口が悪いピョン吉さえも認めた二日酔いに効く薬。
最近では食前用も発売され、種類が多く目的別に細かく選ぶことができます。
特に胃もたれやむかつきに効き、飲みすぎに加えて食べすぎにも効果が期待できます。
もちろんどの薬を服用するにしても、用法・用量は必ず守るようにして、体に合わないと感じたら服用はやめましょう。
二日酔いの頭痛や吐き気の治し方、効果的な薬まとめ
ちゃんと気をつけていたかもしれないし、いなかったかもしれない。
しかし二日酔いになってしまったなら悔いることより治すことが先決です。
辛い頭痛や吐き気に悩まされたら、今回ご紹介した治し方や解消方法を試してみてください。
それでも足りない場合は二日酔いに効果的な薬を安全にご使用ください。
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