あなたは大晦日は何をして過ごしますか?
紅白歌合戦を見る、カウントダウンパーティーに行くなど人によって様々だと思いますが、北海道のだいたいの家庭では、大晦日の夜におせちを食べます。
ですが、住んでいる場所や地域によっておせちをいつ食べるかの違いがあることが分かったので、
- 北海道・東北地方はおせちを大晦日に食べる?
- なぜ大晦日におせちを食べるのか
- 正月はなにを食べるのか
などを調べてみました。
また、北海道ではお正月に「あるもの」を食べます。
それは何かなども調べてみたので、それも含めてご紹介したいと思います。
北海道や東北地方の人は大晦日におせち
一般的におせちは元旦から三が日に食べることが多いです。
ですが「北海道や東北地方の人は、大晦日におせちを食べる」と聞いた事ありませんか?
それって本当なの?と思う方も多いと思いますが、北海道・東北地方の人は本当に大晦日に食べます。
私が小さい頃は、それが当たり前すぎて元旦に食べることすら知りませんでした。
大晦日の朝から、せかせかと料理を作ったりお寿司を買い、夜に家族みんなでテレビを見ながら、長時間食べたり飲んだりします。
そして、日にちが変わる前後にそばを茹でて食べるということが多かったです。
きっと、北海道や東北地方ではそういうご家庭も少なくないと思います。
これは地方によって異なり、その家庭によっても違うらしいです。
例えば、北海道出身の家族が関東に引っ越した場合でも、きっとその家族は大晦日におせちを食べたりすることもあるはずです。
なぜ北海道・東北地方では大晦日におせちを食べるのか
さて大晦日におせちを食べるのはなぜのか気になりますよね。
なぜかというと、昔からおせち料理は大晦日の夜に食べて、新年を迎えるのが一般的な習慣でした。
日が落ちた夕方から1日が始まると言う時代の風習がそれからも北海道や東北地方に残っていったということです。
現在も北海道では、半分近くの家庭でこの風習が残っています。
また北海道・東北地方以外の地域では、新年を迎えるのにお祝いしよう。という考えかたから、少しづつ変わっていきました。
確かに、新年を迎えるのに前の日の残りのおせち、見た目が少し悪いおせちはちょっと・・・
と言う気持ちもわかる気がします。
北海道では、新年を迎えるための今年のシメのご馳走と言う感じでしょうか・・・
それとも、大晦日にご馳走を作ったので、フライングご馳走なんでしょうか・・・
北海道・東北地方以外では確実に、新年を迎えるためのご馳走で間違いなさそうです。
正月は何を食べるのか
一般的に正月はおせちを食べますよね。
北海道や東北地方ではお寿司やお雑煮、大晦日のあまりのおせちなどを食べます。
年によっては、豪華な海鮮類が出る家庭も少なくないようです。
ですが、正月三が日はお母さんをゆっくりさせてあげようという習慣が全国的にあるので、正月に夜ご飯を沢山作るというご家庭は北海道でも少ないようです。
元旦、三が日くらいはお母さんを休ませてあげて、家族みんなで楽しんでくださいね。
豆知識
北海道では他にも口取り菓子と言うお菓子を正月に食べます。
お雑煮やお寿司などを食べるのと同じで、この口取り菓子も必ず出てきます。
口取りとは・・・(おめで)鯛やエビなどの形をかたどった、色鮮やかな甘いお菓子です。
本来は正式な日本料理(本膳料理)などのひとつで羊羹や寒天などの甘いお菓子ですが、北海道ではなぜか正月に出てくるお菓子を指すようになりました。
本来は本物の素材で作るべきものですが、昔の北海道には「鯛」などはありませんでした。
ですが小豆や砂糖もち米などはあったので、その代用品を使って「鯛」をお正月に出すようになっていったそうです。
最近ではスーパーやコンビニなどでも口取り菓子が買えますので、大晦日にお仏壇にあげてお正月に食べるというのが北海道では習慣になっています。
まとめ
地域や家庭によっては異なりますが北海道・東北地方では大晦日はおせちで、12時前後でお蕎麦。
お正月に、お雑煮・お寿司・おせちの残り物になります。
それ以外の地域では、大晦日はお蕎麦を食べて、お正月におせちを食べる。
と言うことが多いことがわかりました。
北海道の人から見れば当たり前に大晦日はおせちを食べますが、一般的にはお正月に食べます。
ですがどんな習慣があったとしても、大晦日に食べても正月に食べても良い年にしたい。は変わらないはずです。
大晦日に食べても正月に食べても、根本的な「良い年にしたい」は変わらないですもんね。
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