流星群と言えば、流れ星ですよね。
普段見る星とは違って流星群は流れる星が多く、「流星群のピークです」のようなニュースがあれば、ついつい見てしまいたくなりますよね。
そこで今回は2016年10月のオリオン座流星群についてご紹介します。
オリオン座流星群は、速度が二番目に早いと言われていることもあり、明るい流星が多く有痕率(星が流れた跡が残る確率)も高いのが特徴です。
綺麗に跡を残しながら流れる星が多く肉眼でハッキリ観測できるので、「流れ星」を初心者でも観測できるでしょう。
次のオリオン座流星群の活発化は70年後なので、今年は数年前のように一時間に何十個も流星を見られるというわけではありません。
ですが、比較的観測しやすい流星群なので2016年の観測時期や方角、ピークなども知っておいてください。
それでは2016年の
- オリオン座流星群のピークはいつか
- オリオン座流星群の方角
- オリオン座流星群を綺麗に見る方法
- 観測するときに気をつけておきたいこと
などをご紹介します。
2016年10月のオリオン座流星群のピークはいつ?
2016年のオリオン座流星群のピークはいつかと言うと、10月21日の14時。
と明るい時間になっています。
星見えないじゃん!
と思った方、大丈夫です。
あくまでピークなだけで流星群はその後24時間前後観測することができます。
2016年のオリオン座流星群の見頃は
- 10月21日 12時〜明け方
- 10月22日 12時〜明け方
となっています。
また流星群は12時前でも観測は可能ですが、2016年は満月が流星群の日にちと近いことから月の明かりによって見えにくいので、上記の時間をおすすめします。
2016年のオリオン座流星群の方角
2016年のオリオン座流星群の方角は東の空です。
ですが、流星群は四方八方から放射線状に流れることから、「正しい方角」と言うものはないそうです。
東の空というのはあくまで中心点なので、一つの方角ばかりを見るのではなく、寝転がって空全体を見渡すイメージで観測するといいでしょう。
また「空全体を見渡す」については、どの流星群にも当てはまりますので覚えておいてください。
オリオン座流星群を綺麗に見る方法
初心者でも比較的見やすい10月のオリオン座流星群ですが、2016年は前年より見にくいと言えます。
今年は、満月がオリオン座流星群の日にちと近いからです。
では、どうやったら綺麗に見えるかご紹介します。
月が目に入らない場所
月明かりが強い場合は流星群が見えにくい。というのは、どの流星群にも当てはまりますが、2016年のオリオン座流星群はこの月明かりに邪魔をされる可能性が高いです。
今年は比較的見えにくいとも言えますが、明るい流星が多いので大丈夫です。
観測する場所にもよりますが、できるだけ月が目に入らない場所をおすすめします。
また月明かりが邪魔をしない。と言う意味では、星の数は減りますが10月28日〜11月2日あたりでも見られる可能性はあります。
星の見方
先ほども説明した通り、方角ばかりを気にするのではなく、空全体を見るイメージで観測してください。
おすすめは、広い場所でシートなどを敷いて寝転がって見る方法です。
首も痛くならないし、リラックスもできるのでとてもおすすめです。
観測するときに気をつけておきたいこと
オリオン座流星群は10月ということもあって、夜は冷え込むことが多いでしょう。
昼間は暖かくても夜は寒いので、夜星を見るために防寒グッズや寒さ対策を忘れずに行ってくださいね。
また、少しの間外で観測するので暖かい飲み物やホッカイロなどもおすすめです。
あった方がいいものはこちら
- 双眼鏡
- 懐中電灯
- レジャーシート
- 防寒着
- 毛布やひざ掛け
- ホッカイロ
- 暖かい飲み物
まとめ
2016年のオリオン座流星群を見るには、10月21日22日の12時から明け方の時間帯で、空全体を見渡すのがおすすめです。
今年は少し見えにくいとは言っても、光が強い流星群なので見える確率は高いでしょう。
明かりの少ない公園や河川敷などを選んで観測してみてくださいね。
綺麗な流星が沢山見れますように。
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