年賀状は12月15日以降に出せば、年が明けてから郵便局員が届けてくれます。
しかしメールの場合、配達員は自分自身です。
友人同士なら「遅れちゃった」で許されても、会社関係ではそうもいかない正月の挨拶メール。
社会人になるとこうした部分でも価値を問われるのが面倒だけどやるしかない!
正月の挨拶メールはいつまで出せばいいのか、知っておきましょう。
参考までに正月挨拶メールの例文もご提供いたします。
正月の挨拶はいつまで?
正月挨拶の定番「あけましておめでとうございます」は、一般的には1月15日まで使うとされています。
地域によっては1月7日までの場合もありますが、これについては下記の記事でまとめてますのでそちらをご参照ください。
正月挨拶メールのいつまでと注意点
「あけましておめでとうが15日までなら、挨拶メールもそれまででいいか」
と思うのはやっぱりNGなんです。
会社の正月挨拶メールは今日から営業していますという連絡と、年始の営業時間に変更があればそれを伝える意味も兼ねているため、正月の挨拶メールは仕事始めの日に送るようにするのがマナーです。
もし遅れてしまう場合は仕事始めの週内、もしくは1週間以内を目安にしましょう。
訊きたいことがあるのにいつまで正月休みかわからず、困っている取引先や顧客がいるかもしれません。早いにこしたことはないのです。
また、メールの一斉送信による挨拶は相手にとってやはり気持ちが良いものではないので、可能であれば挨拶メールは個別に送信するように心がけてください。
ただし、新年が明けて初めてとなる正月の挨拶はやはり直接会って行うのが一番です。
メールの挨拶に加えて直接の挨拶をすることもできれば、相手からの印象も良くなることでしょう。
以下、正月挨拶の例文となりますので、ご参考までに。
正月挨拶メールの例文
件名 :新年のご挨拶 ○○社○○部 田中
本文 :
□□社□□部 佐藤様
謹んで新年のお慶びを申し上げます。
○○社○○部 田中です。
旧年中はひとかたならぬご愛顧を賜りまして、厚く御礼申し上げます。
本年も社員一同、□□社の皆様のお役に立てるよう最大限の努力をさせていただく所存ですので、 何とぞ変わらぬのご愛顧を賜わりますよう、お願い申し上げます。
皆様のご健勝と貴社の益々のご発展を心よりお祈り致します。
本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。
尚、弊社は1月△日より平常通り営業いたしております。
何か有りましたら遠慮なくご連絡下さい。
メールにて恐縮ではございますが、新年のご挨拶とさせて頂きます。
【署名】
どうしても正月からはみ出たときの挨拶メール
メールの送れない環境というのは現代では考えにくいです。
しかしメールが送れないほどの忙しさと言われれば、なんとなく納得できるのが現代です。
理由はどうあれ、正月ムードが去ってから挨拶メールを送る可能性は充分あります。
その際は先に紹介した例文に遅れた理由と謝意を記載すれば問題ないでしょう。
正月挨拶メールまとめ
正月の挨拶がいつまでかについては1月15日までですが、会社の挨拶メールのいつまでは仕事始めの日から遅くても1週間以内に早急にです。
その際はメールを一斉送信するのではなく、できる限り個別送信のメールを心がけます。
非常に便利な反面、年賀状に比べれば準備に時間もお金もかからないため、挨拶メールは送るのをサボればすぐにばれて心象が悪くなってしまいます。
「なんだあの会社は、年始の挨拶どころか年賀状もメールもないのか」なんて思われないように、仕事始めの日はまず正月の挨拶メールから始めてはいかがでしょうか。
例文をお使いいただく場合はちゃんと適宜書き換えて、良い具合に個性を出してくださいね。
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