ああ、出やがった…
慣れ親しんだマンションやアパート、慣れ親しんだ分だけ出遭うことも多いゴキブリ。
でもこのゴキブリはどこから入ってきたのでしょうか。
ゴキブリが生えてきたという珍事は聞いた事がないので、どこかに侵入経路があるはずです。
新築マンションだろうが築数十年のアパートでもゴキブリには出遭います。
出遭いを大切にして、しっかりと対策を立てていきましょう。
侵入経路はどこから?
言わずもがな、ドアや窓が開いていて屋外と屋内の行き来が自由にできればどこからを調べるまでもなく、ゴキブリだろうが泥棒だろうがそこが侵入経路です。
窓やドアの他には、壁や天井の隙間にも注意が必要です。
マンションやアパートが賃貸の場合、借り物と思ってあまり気にならないかもしれませんが、小指の爪程度の穴があれば充分な侵入経路とも言われるゴキブリです、こんな小さい穴じゃ侵入経路にはならないだろうなんて考えていると、痛い目を見ます。
ではドアも窓も締め切って、壁にも天井にも隙間がないのにどこからか入ってくる場合。
ところでゴキブリは水回りが大好きで、水さえあれば1ヶ月は生きていけます。
そんな水回りには排水口という外につながっている穴がありますね。
排水口には水があるから入ってこられない。なんてことはありません。
探せば探すほど嫌になってくる、それくらいゴキブリの侵入経路は多彩です。
人が侵入経路?
「高層マンションに住んでからゴキブリを見なくなった」
こんな話はよく聞きますし、これが理由で高層マンションを選ぶ人もいるそうです。
害虫駆除業者でもこの話はよく言われることなので信憑性は高いですが、そうなると第一陣のマンションやアパートでのゴキブリの侵入経路はどこからなのでしょうか。
それはコウノトリが赤ちゃんを運んでくるように、人がゴキブリを運んできます。
夜になると黒服の紳士が、大量のゴキブリが入った箱を置いていくのです。なんて怪談話ではありません。
といっても箱を置いていく、という部分は似ています。
ゴキブリといえば家の中にいるイメージが強いですが、もちろん屋外でも活動しています。
その屋外は畑だって例外ではなく、そうなるとぼちぼちわかってきますね、農作物に卵もしくは幼虫がくっついていて、それが届けられるというのが侵入経路です。
もう一つは出かけ先で自分の服や荷物に卵や幼虫が付着して持ち帰ってしまう場合です。
ここまで読んで「ゴキブリってあんなに薄気味悪い見た目なんだから気づくでしょ」という方もいるでしょうが、ゴキブリの幼虫は米粒ほどの大きさで白色なので見つけるのには苦労します。
侵入経路はどこからだ?という疑問に自分だという答え、非常にショッキングですね。
あくまでこれは侵入経路の一部に過ぎず、もちろん高層マンションじゃないマンションやアパートでもありえるので、注意が必要です。
ゴキブリの侵入経路への対策
そろそろサブイボもMAXでしょうか。奇遇ですね私もです。
これだけ不安を煽っておいてさようならはできないので、対策も紹介していきましょう。
まずは屋外と屋内の出入りをしづらくすることです。
ドアや窓の開放時間を短くするか、自分が見ているときだけ開けるようにすれば侵入が防げます。
そして壁や天井に隙間があったら、塞いでください。
マンションやアパートの場合でも、ガムテープを貼る程度なら自由にできるでしょう。
パテや板を打ち付けたりなど、元の状態に戻しづらい対策をとる場合は、大家さんなどに相談してトラブルを回避してください。
塞ぐ前にその穴に薬剤を噴射しておけば対策効果が更に上がります。
排水口の場合は水もそうですが、餌場になっている可能性があります。
餌というのは生ゴミのことで、三角コーナーやビニール袋に放置しないで、毎回生ゴミが出るたびにちゃんと捨てるようにしましょう。
目が細かい網などを設置することで侵入を妨害できるので、併せてやっておくことをオススメします。
また、排水管とそれを通すための穴との間には、わずかですが隙間がありますので、この隙間もしっかりと塞いでおきましょう。
穴を塞ぐなどゴキブリがどこからも入れないようにするのはもちろんですが、生ゴミの適切な処理などで入りたいと思わせないことが重要です。
ゴキブリの侵入経路まとめ
ゴキブリのマンションやアパートでの侵入経路とその対策は
・ドアや窓など、屋外と屋内の開放時間を短くする。
・壁や天井の隙間など、外に通じている可能性のある穴は薬剤を噴射してから塞いでしまう。
・生ゴミや水分を放置しないで処理する。
今回の侵入経路や対策は一軒家でももちろん通用しますが、マンションやアパートよりは比較的自由な一軒家のほうが対策は行いやすいでしょう。
加えてマンションやアパートとなればご近所づきあいも多くなります。
ご近所づきあいとゴキブリの対策、どちらも環境作りが大切という部分は似ています。
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