賞味期限切れの梅干しは食べられる?日持ちについてを調査

 

みなさん、賞味期限切れの物って食べますか??

大抵のものは、

「賞味期限切れ」だとセーフ「消費期限切れ」だとアウト!!

だと認識している方多いはず。

私自身はお腹がとても強いので、消費期限切れでも「アウト」ではなく「ピンチ」なだけで、変色や異臭が無い限りはいつもペロリとたいらげま
すが(笑)

さて、The保存食ともいえる「梅干し」について調べてみました。

賞味期限切れの梅干しは食べられる?

はい、食べられます☆

そもそも賞味期限とはおいしく食べるための目安であって、実際に食べきってしまわないといけない期限の約半分の設定。

だから賞味期限が切れても十分に食べられるのです。

ただ、賞味期限切れは風味や質の低下を意味しますので、おいしくジューシーな梅干しがべられるのは賞味期限切れの前と心得ておいてください。

 

そもそも梅干しって?

 

「伝統的」な梅干しの材料は、梅の実、塩、紫蘇(色付けのためなのでお好みで)

瓶や樽に入れて、塩分濃度が20%以上になるようしっかり塩を入れ、漬かった梅をざるなどにあげて天日干しで完了!

天日干しするから「梅干し」というわけですね。

 

現代の梅干し

一方で、スーパーなどで売られている「現代的」な梅干し。

こちらは、正確に言うと「梅干し」ではなく「梅漬け」。

調味液につけて作られほとんどが実は干していないため、賞味期限切れの表記が必ずあります。

 

梅干しってどれくらい日持ちするの?

伝統的な梅干しは、塩分濃度約18%以上でクエン酸もあり常温で保存しても腐らず日持ちのする素晴らしい保存食。

菌などがつかないよう清潔に扱えば、何十年何百年と賞味期限切れはやって来ません!

なんと、100年以上日持ちしている梅干しもあるとか!

ただし、市販の梅干しはこんなに日持ちをすることはありません。

 

現代の市販梅干し

 

現在のスーパーなどで売られている梅干しは、保存料や調味料が入っていて塩分は5%~8%程度。

梅干しの塩分濃度が低いと腐ったりカビが生えてしまうため、必ず冷蔵庫での保存が必要です。

市販の梅漬けや調味梅干しは、だいたい3か月~6か月で賞味期限切れの表記があるため、保存食として日持ちするのは「伝統的な梅干し」の圧勝といえますね。

また、梅干しの種類によっては2週間で賞味期限切れとなるものもあるので、買う前にきちんと目を通すよう注意しましょう。

おいしく食べられる賞味期限のリミットとは

「梅干し」も市販の「梅漬け」もカビが生えないよう保存しておけば、たとえ賞味期限切れになっても食べられます。

ただ・・・「できたて」に勝るものなし!!

梅干しはなんといっても水分量や柔らかさなどが命ですから、賞味期限切れになる前においしく食べられるといいですね。

 

作ったほうが日持ちする?

 

はい、断然手作りのほうが日持ちします!

私も何度か自分で梅干しを作ったことがありますが、梅干しを漬ける時には日持ちのため殺菌作用のある塩を驚くほどたくさん投入!

あと焼酎(ホワイトリカー)も使いますので、塩とアルコールで強力に殺菌していきます。

仕上げには天日干しにより、日光の力でも殺菌!

そう、梅干しの日持ちの秘訣は「殺菌」なのです。

減塩をうたう市販物に比べて、手作りのしょっぱい梅干しがより日持ちするのも納得できますね。

 

長持ちさせるための保存方法

しっかり塩漬けして干した梅干しは「常温保存」でOK!

冷たい食感がお好きな方は「冷蔵保存」もOKですが、容器はきちんと密封できるものを使用してください。

 

市販梅干しの日持ち保存法

 

市販の梅干しは「冷蔵保存」が必須!

容器に移して冷蔵保存する場合は、金属の容器ではなくガラスなどにいれ保存してください。

金属に移し入れると酸が金属を溶かしてしまう可能性がありますので、容器に移し替える場合は注意しましょう。

また冷凍保存も可能ですが、水分が飛んでしまいパサついてしまうかもしれません。

 

梅干しを日持ちさせるためには

  • 減塩などではなく塩分濃度はなるべく高いもの
  • 濡れた箸で触るなど、雑菌がつくようなことは避ける
  • しっかり密封して空気にさらさないこと

とにかく梅干しは賞味期限切れに関わらず、雑菌が入るとすぐカビが生えてアウト!

長くおいしく食べられるよう、小分けにして雑菌が入らないよう気を付けましょう!

 

梅干しも開封する早く食べないといけない?

塩分濃度の高い梅干しは、開封に関係なく長期的に食べられます。

日持ちのために蓋はしっかり閉め、雑菌とカビには注意してください。

市販の梅干しは、合成調味料が入っているため開封後はなるべく早めに食べたほうが良いです。

ただし、見た目の劣化がなく味や質にこだわらなければ、賞味期限切れでも長くゆっくり食べられます。

 

まとめ

梅干しは、カビや変色など明らかに怪しい劣化がみられない限り、賞味期限切れでも食べられる日持ち食材です。

また、塩分濃度が高いほど殺菌効果が高まり日持ち効果もアップ!

賞味期限切れを気にせず長く食べられるって貴重ですよね。

ただ、あまりにしょっぱすぎるのも辛いですが(^^;)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です