会社で働く上で楽しみにしているであろう年2回のボーナス(賞与)!
ボーナスが支給される時期が近づいてくるにつれてテンションが上がってきますよね(笑)
そんなボーナス(賞与)ですがボーナス(賞与)と使わずに寸志という形で支給されることがあります。
ボーナス(賞与)と寸志の意味はご存知でしょうか?
そこで、寸志・ボーナス(賞与)の違い、金額の平均や税金など紹介します!
寸志の意味
寸志は「少しばかりの気持ち」「少しですが役立ててください」という意味です。
漢字を見てみると寸志の「寸」は「少量・わずか」の意味で繋げて読んでみると「少しのこころざし」となります。
寸志は、歓送迎会や葬儀など「少しですが足しに使ってください」という意味で渡される場合が多い。
また目上の人から目下の人に渡すことが常識となっています!
寸志が使用されている例
寸志を使用する会社もあれば、使用しない会社も存在します。
その中で、寸志を実際に使用している会社が寸志を渡す条件として1年間の「遅刻」「無欠席」で支給される会社があるそうです。
会社によって寸志支給の条件が違いますが、1番多かったのがこのパターンでした。
その他にも、新入社員に寸志を渡すパターンも・・・
4月から新入社員が入り、勤務日数が少ないため臨時給を寸志という形で支給している会社もあります。
ボーナス(賞与)とは
ボーナス(賞与)とは定期給とは別に支払われる給与です!
ボーナスの意味合いは、「特別給与・配当金」です。
毎月決まった給与とは別に支払われる賃金で、企業がボーナスを支給される際労働基準法の規定により、就業規則に明記する必要があります。
会社によってボーナス(賞与)は支給される月はバラバラで回数も異なるのですが、だいたい夏と冬の2回が一般的。
ボーナスとは別に、少ない金額を支給したいといった場合「ボーナス(賞与)」と言わずに「寸志」という形で支給している会社も存在します。
寸志とボーナス(賞与)の平均金額は?
寸志とボーナスは2つとも定期的に支給される給与とは別に支払われますが、金額が一緒かと言われるとそうではありません。
会社によってボーナスで支給したり、寸志で支給したりとややこしいですよね?
そこで、寸志・ボーナス(賞与)のだいたいの金額を紹介します!
これで、寸志なのかボーナス(賞与)なのかある程度絞れると思います。
寸志の平均金額
寸志の平均額は、5千円~5万円ぐらいが相場になっています!
会社によってはそれ以上の金額を支給される所もありますが、ボーナス(賞与)よりも少しばかりの金額なのでボーナス(賞与)よりも金額が上回ることはありません。
寸志とボーナス(賞与)どちらの方が金額が多いのと聞かれたら「ボーナス(賞与)」の方が多いという結論になります。
会社によってありきりですが、10万円を超える金額を支給される際に「寸志」と使われることがないので、だいたい5千円~5万円が相場で覚えておきましょう。
ボーナス(賞与)の平均金額
ボーナス(賞与)の支給額は会社によって違ってきますが、1回の賞与で大企業なら平均54万円・中小企業なら平均18万円、全体の平均金額は36万円のようです。
ボーナス(賞与)は個人の評価と強く結びつくところがあるので、評価が高ければ高いほどボーナス(賞与)の金額は上がっていく一方、評価が低いとボーナス(賞与)下がってしまう場合もあります。
逆にすべての社員が同じ支給額の会社も存在し、例えるなら役所とか・・・
会社によってまちまちですが、だいたいこの平均額なので参考にしてください!
寸志は税金がかかる?
寸志を貰えて嬉しい気持ちでいっぱいだと思いますが、実は寸志も税金の対象になっています!
どのような税金にかかってきているのかと言うと、「所得税」「社会保険料」の2つです。
ボーナス(賞与)も同じく税金の対象で、寸志は名前は違えど会社からの支給額なので対象外にはならないそう。
ボーナス(賞与)も寸志も税金によって引かれる額は基本的に同じ料率なので、どちらか片方に大きく負担はかからないでしょう。
支給されてもこうやって税金が引かれるので、逃げる術がありません・・・
まとめ
色々と紹介しましたがまとめると、寸志の意味は「少しばかりの気持ち」を表し「無遅刻」「無欠席」に寸志が支給される会社が多い。
ボーナス(賞与)は、定期給とは別に支給される特別給与で夏・冬の年2回支給される。
寸志・ボーナス(賞与)の平均金額は、寸志「5千円~5万円」ボーナス(賞与)「大企業54万円」「中小企業18万円」「全体の平均金額36万」が一般的。
寸志は税金がかかり、「所得税」「社会保険料」の2つでボーナス(賞与)も同じく税金がかかり両方とも引かれる料率は同じ。
このように、寸志は意味合いから金額、税金などパッと見てわからないので就業規則や給与明細表など一度チェックしてみてください!
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