海に・山にレジャーに出掛けるとき、公園でまったりピクニック気分を味わうとき、レジャーシートを広げてお弁当、というのもオツなもの。
お手製のお弁当もいいけれど、外で食べるカップラーメンは、おいしさが2倍増し以上とか。
お湯さえあれば手軽にどこでも楽しめるので、準備いらずな上にリーズナブルです。
出先にコンビニがあればカップ麺を買ってお湯ももらえるので、何も用意が必要ないくらいですが、食べたい場所のすぐそばにあるとは限りません。
ピクニック気分を満喫しながらアウトドア・ラーメンを楽しむために、お湯をどのように用意するのか、必要なお湯の量はどのくらいなのか、水筒でもなんとかなるのか、調査してみました。
カップラーメンを作るのに必要なお湯の量
カップラーメンを作るのにどれくらいのお湯の量が必要なのか、目安量がカップに書かれているカップラーメンもありますが、メジャーなカップラーメンについては次の通り。
商品名 | お湯の目安量 |
カップヌードル | 300~310ml |
カップヌードル ビッグ | 390~410ml |
日清 ラ王 | 400ml |
日清 麺職人 | 410ml |
日清 どん兵衛 | 410ml |
サッポロ一番 カップスター | 330ml |
マルちゃん 赤いきつね | 410ml |
また、カップラー麺のお湯の量はものよってですが、表面にどれくらいのお湯が必要か書いてある場合もありますので、上記以外のカップラーメンについては、カップラーメンの表面を見てみましょう。
水筒に入れると何人分?
出典:楽天
上記の画像のような900mlサイズの水筒であればカップヌードルやカップスターなどの定番カップラーメンなら2人分は十分にまかなえ、コーヒーも飲めます。
また、うどんなど大型の丼型のカップラーメンなら、900mlの水筒は二人分でちょうどいいくらいですね。
お湯が足りなくなってしまわないよう、水筒の上の方まで入れておくと、何かと使えるので、お湯の量はギリギリではなく多めに入れておきましょう。
お湯の量は目安量ないとカップラーメンが作れない?
カップラーメンを作るのに必要なお湯の量は、表示されている目安量の湯量がきっちりないと作れないものでしょうか?
その疑問にこたえるために、本当にどれくらいのお湯の量が必要か、お湯1ml=1gとして実際にカップラーメンに加えて計ってみると、目安量とほぼ同量から少な目で線までお湯が入れられました。
したがって、カップラーメンを作るのに必要なお湯の量はどれくらいかというと、ほぼ上記に書いた表の目安量どおりかと。
少な目でも作れないわけではないけれど、余分に用意した方が無難。
人数が多いときはインスタント味噌汁も!
人数が多くなると、900mlの水筒では全員分のカップラーメンを作るのにお湯の量がたりません。
そんなときにおすすめなのが、お湯を注ぐだけで温かい味噌汁が作れるインスタント味噌汁
インスタント味噌汁に必要なお湯の量はどれくらいかというと、約160mlなので、900mlの水筒でも5人位まで温かいアウトドア味噌汁が楽しめます。
インスタント味噌汁はお湯の温度が多少低めでもおいしく作れるので、水筒の保温能力があまり高くないときにもおすすめです。
水筒よりも容量の大きい保温ポットでも
人数の多いファミリーやアウトドアでも、保温ポットがあれば1個でも一度に持ち運べるお湯の量が格段に増えます。
保温ポットの大きさにもよりますが、一度に入れられるお湯の量が1l~3lと多い上、保温能力が水筒よりも高いものが多いのが普通。
カップラーメンを作るのにお湯が1人400ml必要とすると、どれくらいの人数に対応できるかはポットの大きさで変わってきますが、保温ポット一つで2~7人までOKに。
カップラーメンではなくインスタント味噌汁にするのであれば、さらに対応できる人数が増えます。
一度に運べるお湯の量が多くなるとその分重たくなりますが、カップラーメンそのものは軽いので、長距離の移動でなければ問題なし。
湯温を高く保つために水筒を使いこなすには
水筒でお湯を運んでアウトドアでラーメンを作るとすると、「ぬるすぎるんじゃな~い?」と思ってしまいますね。
でも、キャンプ場でもない公園や山の中でコンロなどで火をたくのは、安易にはお勧すすめできません。
なるべくお湯の温度を下げずにお湯を持ち運ぶ方法で美味しいカップラーメンを食べましょう。
保温機能が高い水筒を選ぶ
水筒の種類によって保温機能は全く違います。
同じように沸騰したお湯を入れても、保温機能がしっかりしていない水筒では、あっという間に冷たくなってしまいます。
できるだけ保温機能が高い水筒を用意しましょう。
そうすればアツアツの美味しいカップラーメンが食べれますよね。
どういう水筒が保温機能が高いかというと、やはり山用の登山を想定した水筒がダントツの保温機能を保有しているようです。
冷めていないラーメン作り・アウトドアライフのためにぜひ手に入れたいですね。
熱湯を保温して6時間経過しても80℃以上を維持できる性能があるとか!?
水筒の中を温めておく
保温機能が高い水筒を用意しても、本当に熱いお湯をセッティングしないと高い温度が保てません。
お湯を水筒に入れると、沸騰したお湯でもすぐに温度がある程度下がってしまうので、ラーメンを作るときまでアツアツに保つためには、できるだけ温度の下がるのを少なくするのが大事。
沸騰したお湯を大量に用意して、まず水筒に注いで内部を十分に温め、そのお湯を捨ててから新しい沸騰したお湯を注ぐのがポイント!
水筒の内部が温まっていると、温度はほとんど下がらないため、より熱いお湯が持ち運べます。
多めのお湯を目いっぱい入れておく
水筒の中に熱湯がしっかり隙間なく入っている方が、より温度を保ちやすくなるので、できるだけ多めのお湯を入れておきましょう。
カップラーメンを作るのに必要なお湯の量ギリギリよりも、多めの方が温度が下がりにくいので、多少余ることになってもお湯はできるだけ多めに。
余ったお湯でコーヒーを入れたりするのもまたオツ、無駄になりません。
お湯を目いっぱい入れようとすると水筒からあふれることがあるので、やけどには十分気を付けてくださいね。
まとめ
アウトドアでカップラーメンを作るために水筒にお湯を入れて持っていくとき、どのくらいの湯量が必要かは人数にもよりますが、ラーメン1つにつき400ml以上用意しておいた方が量的にも高温を保持するためにもベスト。
保温機能の高い水筒で、一度熱湯を注いで水筒内部を温めてから熱湯を目いっぱい入れておくと高い温度が長く維持できます。
お湯の温度が下がり気味の場合は少し長めにおくと麺が出来上がりますが、下がり過ぎていると冷めるだけで戻らないこともあるので、温度をある程度以上保てることは欠かせないポイント。
人数が多いときは水筒よりもたくさんお湯が入る保温ポットを使ったり、お湯の量が少なくてすむアウトドア・インスタント味噌汁にするのもおすすめです。
ポットがそれほど保温性が高くないときもインスタント味噌汁ならおいしく作れます。
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