お盆は水難事故率が高い?なぜ多いのかと原因についてを調査

 

夏のニュースを見ていると毎日のように水難事故のニュースが流れ始めますよね。お盆時期と言うと8月の中頃ですよね。

この時期は一番気温も高く誰もが涼を求めて動く時でもあります。

水難事故には人の動きが関係するだけでなく霊の動きも活発になるとも言われています。

それは本当にありえるのでしょうか?

今回は、お盆は水難事故率が高いかどうか、またなぜ多いのかの原因について調査してみました。

お盆は水辺禁止と言われる理由は?

お盆時期に海に入ってはいけない。

お盆時期に川で遊ぶな!なんて言われた事がある人も多いのではないでしょうか。

ではなぜ?お盆時期に海や川などの水辺で遊んではいけないと言われるのでしょう。

お盆時期に水辺禁止と言われる原因には

  • 先祖の霊が帰ってきているため
  • 海や川で亡くなった人の霊が悪さをする為
  • 自然現象による事故が多い為
  • 単なる言い伝え

などがあるようです。

 

先祖の霊が帰ってきているため

お盆時期はあの世から帰って来た、先祖の霊を供養するための期間である為に、遊びに出掛ける事を不適切と考える風習が根強く残っている為です。

また、霊界の入り口が水辺にあるとの考えから、泳いでいると一緒に連れていかれてしまうと言う物もあります。

 

海や川で亡くなった人の霊が悪さをする為

水難事故で亡くなった方々の霊が帰る場所をさまよって、海や川で遊んでいる人達をうらやみ水の中に引きこむと言う説があります。

供養されていない方々の霊が行き場を失くして、人が集まる水辺に集中すると言う事も言われています。

 

自然現象による事故が多い為

海や川は当然自然が作りだす現象ですから、人がどうこうしても太刀打ちする事は出来ません。

急激夕立で水かさが増す・高波に襲われる・クラゲに刺されるなど。

こう言ったちょっとした事でも、人は水の中では何もできなくなってしまいます。

 

単なる言い伝え

先人の知恵とも言うべきものなのでしょう。

君子 危うきには近寄らずと言うことわざもあるように、水辺は危ないから近づくなと言う事を、子ども達に教えるためにと言ってもいいかもしれません。

 

本当に水難事故率が高い?

お盆は水辺禁止と言われていますが、実際に水難事故率が高いのかどうか2016年の水難事故率を調べてみました。

2016年の水難事故件数をみてみると以下のようになっていました。

2016年7月~8月に起きた水難事故件数
事故件数 614件
水難者 735人
死者・行方不明数 305人

 

お盆期間中(8月11日~17日)の件数
事故件数 120件
水難者 149人
死者・行方不明数 50人
負傷者 34人

 

 

上記の表をみてみると、7月から8月の2か月間の1日の平均事故件数は約10件。

お盆期間(8月11日~17日)の1日の平均事故件数は約17件。

比べてみると倍とまではいきませんが、ほぼ倍の件数になっています。

 

お盆に水難事故が多いのはなぜ?科学的に根拠があるのか?

先ほど紹介した数値にはお盆時期に突出する形で水難事故が増える事がわかっています。

この時期に水難事故が増える原因はどんな事が考えられるのでしょうか?

 

お盆時期は台風シーズン

この時期は遠洋で台風が起きやすい状況になっています。

この遠洋で起きた台風の影響で起きるのが土用波です。

通常の波の3倍以上の高波となって沿岸を襲うケースがあります。

 

離岸流

押し寄せた波はそのまま沖に引くのではなく、岸辺に沿って沖に向かって戻ります。

海岸の岸壁付近で発生しやすい強い流れになり、巻き込まれると一瞬にして沖合に流されてしまいます。

 

海水温の低下

8月の中旬ごろから、日本の海域での海水温が低下傾向に入ります。

海水温が下がれば体温が奪われて、運動能力も低下しますよね。

その為に溺れる確率も高くなっていき、海水温が低い事で心臓麻痺や足をつる等の身体的症状を引き越す可能性も高まります。

水難事故経験談

夏に多い水難事故ですが、やはり誰もが自分の身には起きないと考えている方がほとんどではないでしょうか。

小さいお子さんをお持ちの家庭では、母親が子ども達をプールに連れて行く事も多いと思います。

市民プールには当然顔見知りの子どもたちも来ており、そういう時に起こるケースが多いようです。

保護者がたった1~2分程度目を離しているときに起こります。

もちろんお盆に限ったことではないですが、暑い7月8月に多い水の事故です。

この体験談を見て水の怖さを改めて実感してしまいますよね。

 

水難事故にはやはり霊が付きまとうのか?

科学的根拠ではどうしても納得がいかないケースも出てくる事もありますよね。

その場合には霊的根拠が有力という説も当然出てきます。

特に有名な事故としては「橋北中学校水難事故」ではないでしょうか。

1955年に起きた水難事故なのですが、岸からわずか10Mの所で100人前後の女子生徒が次々溺れて行きます。

そこの深さは腰高程度で、気を付けていれば溺れる心配はないと思われていましたが、突然一斉に溺れて初めてしまう事故が起きてしまいました。

当時「突然水かさが増えた」「砂が急に流れ始めた」などの証言が多かったようです。

この時に亡くなった人数は36人に上っています。

ただ、気になる証言をしている女子生徒もかなり多かったようで、「水の中から無数の手が伸びてきて、足を引っ張った。」「波の合間に防災頭巾をかぶったもんぺ姿の無数の女性を見た」などがありました。

この海岸では太平洋戦争中に爆撃で多くの方が亡くなって海岸に埋葬されたと言う事実もあったそうです。

信じるか信じないかはあなた次第ですが、嘘の証言をする必要が女子生徒にあったとは思い難い事故ですよね。

 

補足

私としては正直なところ、科学的根拠も霊的根拠も信じています。

実際の事故現場は見たことがありませんが、学生時代の友人が持っていた心霊写真を見たことがあります。

「滝つぼに落ちる男性におばあさんらしきものが抱きついている」ものでした。

友人いわく「この人滝つぼからあがってきていなくて、今も行方不明」と言う事でした。

当時はデジカメもなく35㎜フィルムでしたから、法的にも証拠能力は有りますからね。

あれは未だに脳裏に焼き付いています。

 

まとめ

お盆は水難事故率が高い原因や根拠などを紹介してきました。

水難事故に関しては、科学的根拠も霊的根拠どちらもあって当然だとは思います。

たしかに霊的根拠には心的要因でパニックの為に脳が見せるのではないのか?と言う説もあるようですが、一概には何とも言えませんからね。

ですが、実際にお盆の時期は水辺は危ないこと、また波が危険なこと、そして事故件数が多いので、なるべくなら行かない方が良いかもしれないですね。

水辺で遊ぶ場合には細心注意が必要と言う事です。

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