くしゃみが出ると噂していると言うのは迷信?回数によるジンクスを調査

 

友だちと話している時等突然くしゃみが出た経験はほとんどの方は体験しているのではないでしょうか。

10代くらいの年齢の方だと「お前、1回くしゃみしたから誰かに噂されてるぞ~あの子じゃね~」なんてからかわれたことがある人もいるでしょう。

ではくしゃみのよる噂話は迷信なのでしょうか?それとも真実なのでしょうか?回数のジンクスはどうやって決まったのでしょう?

今回は、くしゃみが出ると噂していると言うのは迷信かと回数によるジンクスについてご紹介します。

くしゃみが起こる原因は一体何?

突然鼻がムズムズしてこらえようにもこらえられないとくしゃみをしてしまいますよね。

鼻は一種の空気清浄機のような物なのです。

鼻の粘膜に異物(ウィルスや花粉等)が付着する事で、「これは体内に入れてはいけない」と脳が判断をして鼻から異物を体外に放出させようとする行動がくしゃみとなるわけです。

またこれは異物の除去がある程度終了するまで続きます。

いわゆる身体の防衛機能と言う事ですね。

 

くしゃみが出ると噂をされていると言うわれるようになったのはいつ頃?

くしゃみをすると、「おっ!愛しのあの子に噂されてるんじゃないの?」なんて冷やかされたりもしますよね。

くしゃみをすると噂をされていると言うのは、いつ頃の年代から始まったのでしょう。

くしゃみをすると噂をしていると言う始まりは、意外と古く弥生時代に始まったのでは?と言われています。

くしゃみって自分ではコントロールできない物ですから、昔の人は「悪い霊の仕業」や「人から呪いに掛けられている」と考えていたようです。

くしゃみをしていると呪われていると言うのは結構怖いですよね。

またこの「人が呪っている」が変化して「人が噂している」となったとする説がどうやら一番の有力説の様です。

 

くしゃみをする時の回数のジンクスはどの様な物があるのでしょうか?

くしゃみをした回数によって、言われている迷信は本当にそうなのでしょうか?

日本の迷信って意外と古くからの言い伝えが多い気がしますので、くしゃみの迷信も本当なのでは?と思いますよね。

また地域によってはくしゃみの回数のジンクスに多少の誤差があるようですが、何パターンかあったのでそれぞれご紹介します。

 

回数によるジンクス

  • 「一そしり笑い、二笑い、三惚れ、四風邪」

  • 1回批判されている噂 2回笑い物にされている 3回誰かに惚れられている 4回風邪

  • 「一に褒められ、二に憎まれ、三に惚れられ、四に風邪を引く」

  • これは言葉通りに1回は誰かに褒められ 2回は誰かに憎まれ 3回は誰かに惚れられて 4回は風邪を引いている。

  • 「一に褒められ、二にふられ、三に惚れられ、四に風邪」

  • 1回は誰かに褒められ 2回は彼女にふられる? 3回 誰かに惚れられる 4回風邪

 

くしゃみ1回の場合

くしゃみ一回は、主に褒められているとの迷信があるようですが、他にもそしり笑いがありました。

くしゃみが一回だと、褒められているのか、誰かにバカにされて笑われているのか・・・

どっちを信じるかはあなた次第ですね。

 

くしゃみ2回の場合

笑い者にされている・憎まれ・ふられ の言葉が多くなり、2回目のくしゃみに対しては、くしゃみをした人に対しての憎悪が含まれます。

くしゃみ2回の場合の迷信は良いことは含まれていなさそうです。

くしゃみ3回の場合

3回の連続するくしゃみって意外と少ないものですから、まれに起こる事から考え付いたものと考えられています。

人から惚れられている・人から好意を寄せられると言う事は、日常生活ではたくさんあることではないですから、ポジティブに考えておけばいい事がありそう。

3回のくしゃみをすると、大好きなあの人と両思いになれる!?

かもしれません・・・

 

くしゃみ4回の場合

4回以上は「それは、噂じゃなくて完璧に風邪引いているよ」と言う事になります。

これは迷信と言うよりも、それだけくしゃみをしているのは体調が悪いのでは?と言う意味合いが多い為です。

風邪だから早く休みなさいと言う事なのでしょう。

あまりくしゃみが出る場合は、ジンクスや迷信ではなく体の不調も考えられますので、病院へ行ってくださいね。

 

くしゃみの回数のジンクスが迷信なのか?それとも真実なのか?

現在の医学的科学的観点からすれば、確実に迷信になります。

それではちょっと夢が無いような気がしてしまうのは、自分だけでしょうか?

昔からある、くしゃみのジンクスは、先ほど紹介したとおりに呪いが語源のような所もあります。

昔は医学が発達していませんから、少しの事でも死に直結する可能性が高い状態にあると考えたからでしょう。

そこから考えられたとすれば、1回2回くらいは、たまたまだから噂されている程度の表現で、3回は確実に稀なケースなので惚れられている。

4回目は確実だから気をつけろと言う事と考えられます。

こう考えてみると、昔の風邪の判断基準のような気がしませんか?

 

くしゃみの回数のジンクスは日本独自の物なのか?

ここまでわかった事は科学的根拠が無くてジンクスも迷信と言う事がわかったくしゃみの回数のジンクスですが、これは日本だけのものなのでしょうか?

世界各国のくしゃみの回数によるジンクスを見てみると

  • ブラジル:1回健康、2回お金、3回愛、4回アレルギー
  • スペイン語圏:1回健康、2回健康とお金、3回健康、お金、愛
  • ドイツ:1回良くない事、2回物がもらえる、3回幸運が訪れる
  • フィリピン:くしゃみをしたらその場からすぐ離れると縁起が悪い為、しばらくその場所で待っている。

フィリピンは回数では無いですが、ちょっと面白いジンクスでした。

日本で言う黒猫を見たら3歩下がるのようなものでしょうか。

縁起が悪いジンクスも様々あるようですね。

お気づきかと思いますが、回数のジンクスがある所は3回目は必ず、愛や幸運と言う言葉がきます。

これって、日本と同じなんですね。

くしゃみのジンクスはある程度、世界標準?と言う事になるのでしょうか?

世界の不思議をみたような気がします。

まとめ

くしゃみをした時の回数でのジンクスが迷信なのかについて紹介してきました。

  • くしゃみをするのは、異物を排出する身体の防衛機能の為
  • くしゃみをした時の噂は弥生時代から言われ始めた
  • くしゃみの回数のジンクスは地域によって若干違う
  • くしゃみの回数のジンクスは科学的根拠が全くない
  • くしゃみの回数のジンクスは世界各国にも存在している

くしゃみの回数のジンクスは迷信のようですね。

でも、くしゃみを3回したら誰かに愛されているなんて思ったら、その日一日いい日になりそうじゃないですか!

せっかくなので悪い迷信ではなく、いい迷信にしたいものです。

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