洋風の米料理と言えば、ピラフやパエリア、リゾットなどが有名ですよね!
ですがこの3つってよく似ていて、何がどう違うのかイマイチよく分かっていないという方も多いのでは?
どれも生米から炊き上げるという点は共通しているのですが、それ以外には様々なところに違いがありました!
というわけで今回は、ピラフ・パエリア・リゾットの違いや、発祥や作り方を紹介していきます!
ピラフ・パエリア・リゾットの違いはなに?
ピラフ・パエリア・リゾットの違いはいったい何なんでしょうか?
大まかな違いを以下の表にまとめてみました!
ピラフ | パエリア | リゾット | |
---|---|---|---|
発祥 | トルコ | スペイン | イタリア |
具材 | 肉・野菜など | 魚介類 | 肉・野菜・茸・魚介類など |
水分(煮汁) | 残さない | 残さない | 残す |
調理器具 | フライパン | フライパン・パエリア鍋 | フライパン・鍋 |
ピラフ・パエリア・リゾットには、発祥や調理法など様々なところに違いがあります!
ピラフはチャーハンのようなイメージですが、生米から炒めて最後に炊き上げて作ります。
パエリアは具材が魚介類に限られていることがほとんどで、本場では専用のパエリア鍋を使って作ります。
またリゾットは日本のおかゆのように、煮汁を残してスープと一緒に食べる料理です。
逆にすべてに共通している点は、生のお米を炒めてから最後に炊き上げるというところ。
それではここからさらに詳しくピラフ・パエリア・リゾットについて紹介していきます!
ピラフとは?
ピラフは、生のお米を炒めてから野菜や具とともにスープで炊き上げた料理!
もともとはトルコ料理で、フランスに入って私たちになじみのあるフランス料理のピラフとなりました。
日本では炊いた米を炒めて作るレシピも多く、チャーハンなどに近いイメージですね。
カレー粉を入れてカレーリゾットにするなど、比較的自由度が高い料理です。
パエリアとは?
パエリアは、生のお米に黄色い色をつけて魚介類の煮汁で炊き上げた料理!
スペイン発祥の料理で、具は主に魚介類に限定されているのが特徴で、黄色い色と香りはサフランという香辛料でつけています。
最近は手軽にフライパンでパエリアを作れますが、本格的なパエリアには専門のパエリア鍋という調理器具を使います。
お米にわずかに芯が残る具合に炊き上げ、鍋の底にはおこげができるようにします。
リゾットとは?
リゾットは、生のお米を炒め、肉や魚介類の煮汁と煮てスープと一緒に味わう料理!
イタリア発祥の料理で、西洋のおかゆのようなイメージ。
ピラフやパエリアと違い、煮汁を完全に無くさずにあえて残して、そのスープと一緒に味わいます。
ねっとりとした食感が特徴で、基本的には芯をわずかに残すように調理します。
まとめ
以上、ピラフ・パエリア・リゾットの違いや、発祥や作り方を紹介しました!
ピラフ・パエリア・リゾットは生米から炊き上げるという点は同じですが、発祥や作り方などはまったく違います!
ピラフは洋風チャーハンのような料理で、パエリアはパエリア鍋で作る魚介類の具がメインの料理、リゾットは煮汁を残したおかゆのような料理。
作り方は似ていますがそれぞれの仕上がりなどに特徴があるので、なんとなくそれらを覚えておくと良さそうです!
またピンスポではチャーハンと焼き飯の違いについても紹介しているので、こちらもぜひご覧になってみてくださいね!
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