あなたはiPhoneをどこの携帯会社と契約して使用していますか?
現在国内にはdocomo、au、SoftBankの大手携帯会社3社がiPhoneを販売しています。
2015年5月から携帯電話のSIMフリー化が義務付けられました。それ以降iPhoneはSIMフリー版を購入し、MVNO(格安通信事業者)と回線契約をして利用するというケースも出てきました。
果たして、どこのキャリアと契約してiPhoneを利用するのが一番お得なのでしょうか?そもそもキャリアによってどのような違いがあるのでしょうか?
今回は気になる携帯会社ごとのiPhoneの月額料金、端末料金、通信品質、アフターサポートなど様々な観点から、違いを比較していきたいと思います。
携帯会社ごとのiPhoneの端末代金の比較
キャリア毎のiPhoneの購入金額はどのくらい違うのでしょう?やっぱり購入代金は一番お金がかかりますし、気になりますよね。一体どこでiPhoneを買うのが得なのでしょう?
最新機種のiPhone6Sの16GBを購入した場合の各キャリアごとの負担金は下図のようになります。
新規購入の端末代金 | |||||||||
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キャリア | au | docomo | Softbank | ||||||
容量 | 16GB | 16GB | 16GB | ||||||
端末代金 | 93,312円 | 84,240円 | 93,600円 | ||||||
割引額 | -3,456円×24ヶ月 | -2,840円×24ヶ月 | -3,230円x×24か月 | ||||||
実質負担金 | 10,368円 | 16,080円 | 16,080円 | ||||||
評価 | 新規購入なら一番安い |
機種変更の端末代金 | |||||||||
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キャリア | au | docomo | Softbank | ||||||
容量 | 16GB | 16GB | 16GB | ||||||
端末代金 | 93,312円 | 84,240円 | 93,600円 | ||||||
割引額 | -2,808円×24ヶ月 | -2,435円×24ヶ月 | -2,825円x×24か月 | ||||||
実質負担金 | 25,920円 | 25,800円 | 25,800円 | ||||||
評価 | 機種変更ならお得 | 機種変更ならお得 |
ご覧のように、端末購入代金は2年縛りに加入して分割払いすれば、どこのキャリアも数百円程度しか変わりません。
一括購入の場合はauが安く、Docomoとソフトバンクの場合は新規、MNPへの優遇があるというのが特徴ですが、MNPに対する乗り換えキャンペーンは代理店ごとに実施している場合もあるので、そちらを優先したほうが得でしょう。
またiPhoneは旧端末の下取りによる割引もあるので、そちらも参考にして比較してみるのが良いでしょう。
キャリアごとの月額料金比較
次にiPhoneを購入後の、月々の負担金を比較します。
キャリア別月額料金比較 | ||||
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キャリア | au | docomo | softbank | |
基本料金 | 2,916円 | 2,916円 | 2,916円 | |
インターネット接続料金 | 324円 | 324円 | 324円 | |
ユニバーサル料 | 2円 | 2円 | 2円 | |
パケット 定額料 |
2GB | 3,780円 | 3,780円 | |
3GB | 4,536円 | 3,780円 | ||
5GB | 5,400円 | 5,400円 | 5,400円 | |
8GB | 7,236円 | 7,236円 | ||
10GB | 8,640円 | 10,260円 | 8,640円 | |
13GB | 10,584円 | |||
15GB | 13,500円 | 13,500円 | ||
20GB | 17,280円 | 17,280円 | ||
30GB | 24,300円 | 24,300円 | ||
合計 | 7,023円~ 13,827円 | 7,023円~ 27,543円 |
7,023円~ 27,543円
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月額の料金に関しても、通信使用量が5GBまではどこのキャリアも共通です。
特徴としてはauが13GBまでの細かい通信使用量を設定していること、docomo、softbankに関しては最大の通信使用制限量が30GBまでと最大幅が大きいことですね。
あなたの通信の使用量に合うものを選ぶのが適切でしょう。
通信速度の比較
iPhoneは同じ端末でも使用するキャリア回線によって違いがあるんです。
以前はLTE回線を音声回線に使用するVOLTEはDocomoのみのサービスでしたが、現在はau、SoftBankともに対応しています。
では現状、どこのキャリアが一番品質がいい電波なんでしょう?
まず、各キャリアが公表している理論上の最高速度は、
- ドコモ:262.5Mbps
- au:225Mbps
- ソフトバンク:187.5Mbps
となっています。
少し難しい話ですが、理論値上はDocomoが最速です。しかし、これはあくまでも理論上の数値なんですよね。実際には回線を使っているユーザーの数や、建物などの障害物などの影響で速度は大きく変わります。
ただ、「ASCII.jp」が比較調査をしたところiPhone6Sを都内の山手線の駅ホームで使用した場合はSoftBankの回線が最も速い速度を記録したそうですね。
ですが、ほぼ僅差であり、ここに関しても大きな差はないようです。
ただし、使用している電波の周波帯が各キャリアごとに違うため、スピードの出やすい環境はあるようで、建物の中など遮蔽物が多い環境ではauのLTEが安定してスピードが出るという声も多いようですね。
アフターサポートの比較
購入後の故障や、紛失時の対応などのサポートに携帯会社ごとの違いはあるのでしょうか?
iPhoneにはApple公認のサポート「Apple Care+」という有償サポートがありますが、各キャリアごとにも独自のサポートプランがあります。
金額的には大きな差はありませんが、大きな違いとしてDocomoのみ紛失時のサポートを設けていることが特徴でしょう。
これまでiPhoneを紛失した経験のある方にはDocomoのサポートをオススメします!
MVNO(格安SIM)との比較
最近増えてきているMVNOと契約してiPhoneを使用するケース。大手キャリアと比較してどちらがお得なのでしょう?
格安SIMを利用する場合の大手携帯会社との違いは、
- 端末は一括購入するしかない
- 月額への割引はない
- 通話に関する割引はない
というところでしょう。
月額1,728円の通信料で使用できる人気のMVNO「IIJmio」の場合で比較すると、
iPhone6S(SIMフリー・16GB)を購入し、2年間契約した場合
月額使用料金:1,728円×24+端末代金:93,744円=135,216円
となります。
どこのキャリアより安い値段でiPhoneを使用できますので、確かにお得です。
初期の購入代金は高くついても、長い目で得をしたい人。
通話はほとんど使用しない、無料通話アプリなどで代用できるという人。
以上のタイプに当てはまる人にはオススメできますね。
まとめ
今回はiPhoneの各キャリアごとの違いと、どのような方にどこの携帯会社がオススメか比較してきました。
まとめると、
新規orMNPの場合はDocomoがお得。ただし独自のキャンペーンもあるのでそちらも検討すべき。
機種変更の場合は、au、ソフトバンクがお得。
通信品質は3社とも大きく変わらないが、利用環境によって差異がある。
MVNOは通信をメインに考える方にはオススメ
となります。
個人的には特にキャリアメールのアドレスを絶対変えたくないという方以外は積極的にキャリアを乗り換えるのがお得ではないかと思いますよ!
ぜひ、今後iPhoneを買い換える際には比較材料にしてみてくださいね。
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