鶴を千羽折ったけど、細い糸じゃ不安だし、まとめ方もわからない。
これは、千羽束ねる時に一番悩むところでもあります。
お見舞いに持って行った時に、紐が切れてしまった!
なんてことがないよう、せっかく愛情込めて作った千羽鶴なので、束ね方やまとめ方もしっかり覚えて素敵な千羽鶴を作ってくださいね。
千羽鶴の糸は何が良い?
千羽鶴は千羽を束ねると言うこともあり、重量的に少し重くなることが考えられます。
せっかく心を込めて作った千羽鶴が病室で、バラバラと鶴が落ちてきたら、もらった人も縁起悪いと感じるはずです。
ですから、出来るだけ切れない糸を購入して使いましょう。
千羽鶴の糸のおすすめは
- 凧糸
- テグス(釣り糸)
- ミシン糸
の中で選んで、糸が目立たないよう白色または透明にしてください。
また、ミシン糸は60番が太く切れにくいのでおすすめですが、ミシン糸が少し細い場合は、2重にして使うと切れにくく頑丈になります。
普通の糸の場合
上記で書いた
- 凧糸
- テグス(釣り糸)
- ミシン糸
が無い場合は、普通の糸でも問題ありません。
ただし、細い糸の場合は、ミシン糸と同様2重にして切れ無いように気をつけてくださいね。
売っている場所
千羽鶴の糸は凧糸・テグス・ミシン糸がいいと記載しましたが、どこに売っているのでしょうか?
この3つの切れにくい糸は全て100円ショップに売っています。
凧糸は手芸コーナーやキッチンコーナーに、ミシン糸やテグスは手芸コーナーにあります。
ミシン糸とテグスは種類が豊富で迷ったときは、置いてある中の中間くらいの太さを使うと良いです。
あまりにも細すぎる糸や太すぎる糸は使用しないようにしましょう。
用意するもの
- 鶴千羽
- 糸
- ビーズ(束の本数×2)
- リング
- 針
千羽鶴用の折り紙(小さい折り紙)で折った場合は、50羽の鶴を一本の糸につなげ、それを20束作る。
大きめの折り紙で千羽鶴を折った場合は、25羽の鶴を一本の糸につなげて、40束作る。
おすすめは、上記に書いた通りですが、鶴が広がりすぎたり、長くなりすぎたりしないよう、どれくらいの大きさの物で、どれくらいの長さのものを作るのかしっかり決めておいてください。
のちに、鶴の下を止めるビーズの個数にも関係してきます。
15cmの折り紙 | 7.5cmの折り紙 |
50羽×20本 | 25羽×40本 |
千羽鶴のまとめ方
千羽鶴にはそれぞれ色々な工夫があったり違いがありますが、ここでは一番簡単な作りやすいやり方を紹介します。
下記では小さい折り紙で作る25羽×40束を例にしていますので、束の数や鶴の数を変える場合は、最初に決めておきましょう。
糸の通し方
細い針に糸を通し、鶴のお尻(空気を入れる方)から背中(開く方)へ向かって糸を通します。
かなりの鶴の数があるので、面倒くさくなってしまいがちですが、折るのも束ねるのも千羽鶴にとっては大切なことです。
一つ一つ丁寧に針を通し、しっかり真ん中に向かって糸が通るようにしてください。
この時鶴が開きすぎて、開いた癖がつかないように注意しながらまとめましょう。
下のストッパーの止め方
鶴の一番下のストッパーは、ボタンや大きめのビーズなどで留めると良いです。
この下の部分のストッパーが外れてしまうと、鶴から糸が全部抜けてしまうので、しっかり結びましょう。
また、最後に列を合わせる作業の目安となるので、少し大きめの物が良いです。
ストッパーは飾る時に目に触れる物なので、下の部分のストッパーもこだわっている人が多いです。
下のとめるストッパーにこだわりたい人は、雑貨屋さんなどで買っておくと良いでしょう。
ビーズの個数は
50羽×20本 | 25羽×40本 |
20個 | 40個 |
※下のストッパーは、最初に決めた何羽の何本かによって個数が変わってきます。
隙間が無いようにくっつける
2羽か3羽糸を通したら、鶴と鶴を重ねるようにくっつけまとめます。
隙間があると見栄えがよくないので、隙間なくしっかりくっつけて、首を折る場合は首とお尻の向きを合わせると、とても見栄えが良いです。
上の部分と糸の束ね方
全て鶴を通し終えたら、下の部分と同様、上の部分もビーズやボタンなどで留めておきましょう。
個人的な意見としては、ボタンより丸いビーズのような物の方が留めやすくてGOOD!
あまり見える部分ではないですが、ビーズの方が留めやすいです。
また留めたあとは、30cmほど余分に糸を残しておいて(最後に結びます)他の24本も同じく、鶴と鶴が隙間無いよう重ね、鶴がずれないよう留めておく。
40羽の鶴が25本できたら、5本づつ糸を結びましょう。
この時に、下のビーズやボタンの部分を揃え、鶴の高さが均等になるようにします。
(この時点で、5本の鶴が5束できているはず!)
その後5本の紐をさらに結んで一本の糸になるよう結びます。
この時も、下のビーズやボタンの部分が揃うようしっかりと合わせてから結んでください。
合わせて一本になった鶴を丸いリングに結びつけ完成です。
補足
上に、大きい鶴や何か飾りをつける場合は、全ての糸を一つにまとめてから通すのが良いです。
まずは、鶴や糸がずれてしまわないよう、しっかり結んでくださいね。
また作り始める前に、どんな千羽鶴にするか構成を立てておくのも必須です!
まとめ
千羽鶴の糸の種類は、テグスや凧糸のような、丈夫な物がおすすめ!
糸の通し方は、鶴のお尻の方からまっすぐ真ん中へ向かって通すことです。
鶴の上の部分と下の部分は、ボタンやビーズなどで鶴がずれないようにしっかり留めて、5本づつ束ねる。
さらにその5本を束ねて1本にまとめるのが良いです。
その他の千羽鶴の注意点は
お見舞い用の千羽鶴は首を折らないのはなぜ?注意点や色についても調査
でチェックして素敵な千羽鶴を作ってくださいね。
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