赤ちゃん風邪のお風呂はいつから？何日目まで入れないのか調査

「どうも風邪っぽいけどお風呂には入ろう」

自分でこの決定が下せるのであれば、少なくとも赤ちゃんではありません。

赤ちゃんは自分で風邪の具合を申告できませんが、お風呂には入りたいかもしれませんし入れてあげたい。

赤ちゃんが風邪を引いた場合お風呂に入れるのはいつからか、何日目まで入れないのかを見ていきましょう。

風邪を引いた赤ちゃんをお風呂に入れる

「お風呂に入ると風邪が悪化する」とはよく聞きます。

しかしこれは昔の日本のお風呂事情と湯冷めによるもので、お風呂が直接的な原因で風邪の悪化を招くことはありません。

風邪を引いたときのお風呂の基本などについては下記の記事をご参照ください。

⇒風邪を悪化させないお風呂の入り方！シャワーとどっちが良い？

むしろ風邪の状態でも赤ちゃんをお風呂に入れることには利点があります。

赤ちゃんの体を清潔に保つ

風邪を引けば必然的に汗を多くかきます。

その状態で赤ちゃんを放っておいては体が冷える原因になりますし、衛生面でもよくありません。

また、お風呂で細菌やウイルスなどを石鹸で洗うことは健康維持の役割も果たします。

赤ちゃんの血行を良くし、健康増進効果が期待できる

赤ちゃんに限らずお風呂で体を温めることは血行を良くします。

血行が良くなると体の緊張が解け、リラックスできてストレスの発散になります。

ストレスの発散は体への負荷を減らしますし、赤ちゃんの機嫌がよくなることで寝かしつけも楽になります。

また、リラックスのほかにも血行が良くなると鼻詰まりの解消にもつながります。

体が温かくなると内蔵機能も良くなりますので、風邪で発生した腹痛の解消も期待できます。

注意するまでもないでしょうが、温かくなれば良いと思って熱いお湯を使うのはNGです。

赤ちゃんは皮膚が弱く怪我につながる場合がありますし、熱いお湯は体力の消耗につながります。

お風呂に入れるのであれば、40℃程度のぬるめのお湯を使用しましょう。

風邪を引いたら何日目まで赤ちゃんをお風呂に入れない？

大人であれば自分の体調はわかりますから、風邪の具合と相談してお風呂に入るかは決められます。

しかし赤ちゃんであれば風邪の具合を見極めるのは親の役割です。

その風邪の具合も赤ちゃん次第であるため、風邪を引いたらいつから何日までお風呂に入れないという明確な線引きはありません。

ただ、普通の風邪であればだいたいは2~3日はお風呂に入れないというのが平均的なようで、長ければ1週間入れなかったという声もあります。

こちらあくまで参考として、赤ちゃんの風邪の具合を見てお風呂に入れるか入れないかを決定してください。

赤ちゃんをお風呂に入れるか入れないかで、いくつかの判断基準があります。

赤ちゃんの機嫌が悪いときはお風呂に入れない

赤ちゃんが何かを伝える方法は「好き」か「嫌い」です。

特に理由もなく機嫌が悪いということは、赤ちゃんが自分の体調を「嫌っている」兆候かもしれません。

風邪を引いているときやちょっと怪しいなと思ったときに赤ちゃんの機嫌が悪ければ、無理にお風呂には入れないほうが無難でしょう。

高熱が出ていればお風呂には入れない

具体的に言えば体温が38℃であればお風呂には入れないほうがいいでしょう。

大人でも気力体力がきつい体温ですから、赤ちゃんならなおさらです。

しかもお風呂に入ることで体力を消耗してしまうので、風邪が悪化する危険もあります。

熱がなければお風呂には入れていい

風邪といっても発熱だけではありません。

咳や鼻水が出るだけの「風邪っぽい症状」であれば、通常通りにお風呂に入れてもかまいません。

しかし風邪の悪化を招きますので、湯冷めなど起こさないように気をつけてください。

赤ちゃんが風邪を引いたときのお風呂まとめ

ざっくり言ってしまえば、重いものでなければ風邪を引いていても赤ちゃんはお風呂に入れてかまいません。

しかしそこにいつから何日まで入れないという線引きはないので、そこは親の目で判断するしかありません。

普段から赤ちゃんの体調をよく観察しておくことが、この記事よりも有力な情報となることでしょう。