ぷるんとして美味しいデザートのゼリーや寒天は、甘いプリンほど重すぎず、風邪や体調の悪い時でも食べやすいですよね。
そんなゼリーと寒天、皆さんは何がどのように違うのか知っていますか?
寒天の中には「寒天ゼリー」なんて商品もあったりして、なんだか混乱してきますよね…
それにどっちも低カロリーなお菓子ですが、どっちがよりダイエットに向いているのかも気になります。
今回の記事ではゼリーと寒天の違いや、どっちがダイエットにおすすめなのかを紹介していきます!
ゼリーと寒天の違いは?
ぷるんとした食感が食べやすいゼリーや寒天は、一体どのように違うのでしょうか?
ゼリー:ゼラチンや寒天などのゲル化剤を使用したお菓子全般のこと
寒天:その名の通り寒天を作って固めたゼリーのこと
簡単に説明するとこのような違いがあり、寒天はゼリーというカテゴリーの中の一つなんですね。
一般的にゼリーはゼラチンを使用されることが多く、寒天を使用したものは「寒天ゼリー」などの名称で販売されます。
ゼラチンはタンパク質で動物性、寒天は食物繊維で植物性と、まったく違う別物なので、用途や食感はそれぞれ違います。
ゼリーとは?
ゼリーは、甘味をつけた果汁などにゼラチンなどのゲル化剤を入れて凝固させたデザート菓子。
一般的にゼリーを固めるために使われるゼラチンは、牛や豚の骨や皮に含まれているコラーゲンに熱を加えて抽出したもので、成分は主にタンパク質。
ゼラチンは動物性でタンパク質なので、プロテアーゼ(タンパク質分解酵素)を含むパイナップルやキウイフルーツは固めることができません。
今では動物性のゼラチン以外に、植物性の寒天やペクチンなども使われるようになったため、ゼリーと一口に言っても様々な種類のものが販売されています。
寒天とは?
寒天はテングサやオゴノリなどの海藻を原料としており、17世紀後半に京都で作られました。
植物性なので和菓子に使われることが多く、羊羹やあんみつなどに広く用いられています。
パイナップルやキウイフルーツなどに含まれるプロテアーゼ(タンパク質分解酵素)に阻害されないので、ゼラチンでは固められない食材も使えるというメリットがあります。
ゼリーと比べると弾力性はあまりなく、歯切れがよく口に入れるとほろっと崩れるのが特徴です。
ダイエットにおすすめなのはどっち?
ゼラチンを使ったゼリーも寒天もよく似ていますが、どっちのほうが低カロリーでダイエットに向いているのでしょうか?
圧倒的に低カロリーでカロリーに向いているのは、寒天!
寒天は植物性なだけあって、栄養素もほとんどありませんがカロリーも100グラムあたり約3kcalとかなり低め。
また寒天は食物繊維が豊富なので、糖の吸収を抑えてくれるのもダイエットにおすすめなポイント。
一方ゼラチンは動物性なのでカロリーは寒天より高めですが、栄養は豊富でコラーゲン由来なので、ゼリーはカロリーこそ高くなりますが健康や美容への効果には期待できます。
まとめ
以上、ゼリーと寒天の違いやどっちがダイエットに向いているのかを紹介しました!
ゼリーはゲル化剤を使用したお菓子全般のことを指し、その中でも寒天を作って固めたゼリーをそのまま寒天と言います!
つまり寒天そのものもゼリーの仲間で、成分や原料が主に違うということですね。
ゼラチンを使う一般的なゼリーと寒天では、カロリーが大きく違うためダイエット中の方は寒天を食べるのがおすすめ。
またピンスポでは、ゼリーと寒天と同じようなぷるんとしたスイーツであるプリンやパンナコッタ、ムースやババロアの違いも紹介しているので、こちらも合わせてご覧になってみてくださいね♪
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