【怪談】七不思議はなぜ7個?8個目以降はあるのか?学校の有名なお話や怖い噂も紹介

あなたは学校の七不思議を話題に盛り上がったことはありますか?

私は当時通っていた学校に「夜に学校の前を通ると窓から幽霊がこちらを見ている」という噂がありました。

こういった噂話や七不思議はよく話題に上がりますよね。

でも、そもそも七不思議ってどういったものなのか、なぜ7個なのか、知っている人は少ないのではないでしょうか。

そこで今回は、七不思議の由来や、どうして七不思議なのか、8個目以降はあるのか調べました!

その他にも学校の七不思議で有名なものの恐ろしい噂なども紹介していますので、最後までご覧ください。

そもそも七不思議とは

七不思議とは、ある地域や場所において起こる不思議な7つのできごとを指しています。

また、7つの不思議な物や現象を数え上げたものを指し、怪談話のひとつの形式としても有名です。

日本では、ある地域において説明の付かない不思議な現象や奇異な言い伝えを7つ一まとめにして七不思議と称することがあり、古いものだと「諏訪大社七不思議」というものがあります。

この七不思議は、神事中に起きる不思議なできごとや、行われる行事自体が七不思議に数えられていて、私たちの考えるような妖怪や怪奇現象などにつにての記載はありませんでした。

現代のような怪談話をまとめた七不思議は、江戸時代に作られた「本所七不思議」が始まりとされています。

この本所七不思議は人々の好奇心をくすぐり、親しまれ広がっていくことで、みなさんの知る学校の七不思議の様な形になっていったのです。

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なぜ7個


「7」という数字は、色々な文化において特別な数字として使われることが多いです。

仏教で言うところの、人の死後は「初七日」や7日目ごとに供養する「四十九日の供養」などが分かりやすいでしょう。

西洋では旧約聖書の「創世記」に「神が天と地と万象とを6日間で創造し、7日目を安息日とした。」と記されていることから、数字の「7」は聖なる数字とされています。

このように神聖な数字の7と怪談を結びつけたというのが一つの説です。

また、紀元前5世紀にギリシアの歴史家ヘロドトスが、7つの驚異的な建造物を「世界の七不思議」と名付け、英語で「Seven Wonders of the World」と言われています。

この「Wonders」は本来「驚かせるもの」や「賞賛すべきもの」という意味なのですが、日本に伝わった時に日本人が間違って「不思議」と訳してしまったことから七不思議という言葉が生まれ、オカルトブームなどと結びつき、現代の七不思議になったという説も有力です。

8個目以降はあるの?

結論から言うと、8個目以降はあります

正確には8個目以降もあることが多いです。

本来個別に存在していたいくつもある話を七不思議にまとめてしまうことが多く、場合によって内容が違っていたり、全然違う話を強引にひとつの話にしていることもあります。

怪談系の七不思議では、これを逆手にとり、8つ目を知ると身に危険が迫ると言った物も多いです。

有名な怪談話

学校の七不思議の有名なものについて紹介いようと思いますが、実は学校の怪談だけでも10種類以上あります。

もう七不思議関係なくなっちゃったと思うくらい多いですね。

ですので、その中から厳選して有名な学校の怪談話を紹介します!

トイレの花子さん

学校の校舎3階のトイレで、扉を3回ノックし、「花子さんいらっしゃいますか?」と尋ねる行為を一番手前の個室から奥まで3回ずつ行います。

すると3番目の個室からかすかな声で「はい」と返事が返ってきて、その扉を開けると、赤いスカートのおかっぱ頭の女の子がいてトイレに引きずりこまれるという怪談話です。

1番知られているといっても過言ではない怪談話のひとつでしょう。

大体の学校の七不思議に花子さんがいらっしゃいます。

何人居るんでしょうね。

4時44分に大鏡の前に立つ

夜中の4時44分に鏡をのぞきこむと、見知らぬ人がのぞき返してきたとか、階段の踊り場の大鏡が異世界に通じているなんて話もあり、鏡の前に立つと鏡の中に引き込まれるという噂。

鏡越しでアナログ時計を見ると7時16分が4時44分に見えることから、この時間も危険とされています。

アナログ時計が4時44分に見えたらいいだけなのでしょうか?

短針と長針をいじって4時44分に合わせたら鏡の中に引き込まれるのか、色々と気になってしまう怪談ですね。

それに、深夜4時44分はどの季節でももう明るくなってきている時間では?

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面白い怪談話

次に、基本的には怖い怪談話ですが、ちょっと考えると面白い怪談話を数個紹介します!

バスケットゴールの下で転ぶと消えてしまう

真夜中に5対5でバスケットボールの練習試合を行うと、いつの間にか1人消えているという怪談。

死んだはずの生徒がボールや生首をついていると続くこともあります。

んー、、

生首はバウンドしないのですよ。

つけないのですよ。

あと、最低10人必要なのって条件厳しくないですか?

怪談に挑戦することはお勧めしませんが、この怪談は挑戦難易度が高いので基本不可能でしょう。

かみをくれ

夕方の学校のトイレに入った生徒が「かみをくれ」という個室からの声を聞きつけ、近くに置いてあったトイレットペーパーを上から投げ入れますが、再び「かみをくれ」と言われ、何度も投げ入れます。

紙を入れるたびに声が大きくなり、また何度入れても「かみをくれ」と言われるため「もうないわよ」と返したところ、声はぴたりと止み、不審に思った生徒がドアをノックするが、返事はありません。

恐る恐るドアを押してみると鍵は開いており、中を見るとそこには誰もいません。

恐怖で凍りつく生徒。

すると「この紙じゃない…お前の髪だ!」の声と共に便器の中から伸びてきた手に髪を掴まれ、彼女は便器に引きずり込まれてしまったという怪談です。

便器の中から手!

体は!?

この便器が洋式であれ和式であれ、構造上腕がめちゃめちゃ長くないと手は出ません

そして便器の中で髪の毛は必要なのでしょうか?

素直に紙をもらって下さい。

怖い怪談話

ここからは普段よく聞く怪談話ですが、実は見方を帰るとちょっと怖くなる怪談を紹介します。

墓地の上の学校


Mark ThomasによるPixabayからの画像

墓地を埋め立てて造られた学校では、夜中に校庭に墓地が出現し、人魂が浮かぶなどの怪現象が起こるという怪談です。

場合によっては校庭を掘ったら墓石などが出て来たという噂もあります。

いやいや、学校が建てられる前は墓地だったなんて、ありえないでしょ。」と思ったあなた、本当にそうでしょうか?

この話に関係があるのが、明治期に行われた仏教の排斥運動である「廃仏毀釈」です。

「廃仏毀釈」により仏像・仏具は徹底的に破壊されてしまい、お寺は廃寺へと追い込まれ、取り壊されて広大な土地だけ残ってしまいます。

学校を建てるには広大な土地が必要です。

そして今も昔も広大な土地を手に入れることは簡単ではありません。

廃寺になった土地を有効利用するために学校が建てられます。

お寺があったということは、近くに管理していた墓地もあったということです。

夜中に動く人体模型・標本・剥製

夜中に人体模型や標本、剥製などが動き出して校舎を徘徊する。ホルマリン漬けの動物が瓶から出て動き回るという怪談。

この怪談で被害があったなどの噂は聞いたことがないのですが、あなたはどうでしょうか?

人体模型などの保管場所は理科室が多いと思います。

理科室は、生物の骨や亡骸を管理していることも多いので、そのような負の怨念が集まりやすいところとされている様です。

骨格標本が本物の人骨だったという事件もありましたので、いたずらしないように気をつけて下さいね!

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まとめ

七不思議はいくつもある怪談を7つに絞ってそれっぽく言ったものです。

由来や7の意味などは諸説ありますので、ご了承下さい。

怪談話も有名なものから怖いものまでありますが、あくまで怪談話なので、あまり信じすぎず、ひとつの話題として使っていただけたら幸いです。

また、下の記事には日本童謡の都市伝説も紹介していますのでお時間があればご覧ください。

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