母の日はお花屋さんなどがきらびやかに見えるのは私だけではないはず。
特に5月の母の日になると赤いカーネーションが増え、より一層華やかになりますよね。
そこで今回は、母の日に赤いカーネーションを贈るのはなぜ?由来や理由も調査してみました。
母の日の由来
母の日が始まった由来は諸説ありますが「100年以上前にアメリカの女性のお母さんが亡くなった」ところから始まったようです。
この女性のお母さんの追悼式が「当時の5月の第2日曜日」だったと言われ、娘は亡くなった母の思い出として白いカーネーションを贈りました。
その後、娘の母への気持ちが全世界に広まっていったわけです。
また亡くなった母親は、母の日に成立活動を行っていたという情報もありました。
日本での母の日の由来
青山学院で母の日礼拝を行い始めたのが、1913年(大正2年)の事でした。
そこへ、アメリカの女性から青山学院へメッセージが届き、女性宣教師の熱心な働きのおかげで、「母の日」が定着するきっかけになりました。
また1931年(昭和6年)に、皇后の誕生日の3月6日を母の日としましたが普及せず。
1937年(昭和12年)に森永母の日中央委員会を設立し、翌年に「第1回 森永・母の日大会」を開催。
ポスターの貼ってあったお菓子やさんで20万人のお母さんたちを無料招待したそうです。
この招待券には、お菓子の引換券・飲み物の接待券などが当たる福引券が付いていました。
ここから日本での母の日が始まっていったようです。
1913年 | 青山学院で母の日礼拝 |
1931年 | 3月6日を母の日とする |
1937年 | 森永母の日中央委員会を設立 |
1938年 | 第1回 森永・母の日大会 |
母の日に赤いカーネーションを贈るのはなぜ?
では、なぜ母の日は赤いカーネーションになったなのでしょうか。
もともとの由来から見てみると、白いカーネーションだったのにいつから赤いカーネーションになったのでしょうか。
理由
日本で母の日が始まった昭和の時代から赤と白の花を贈る習慣ができました。
その赤と白の使い分けは
- 母親が生きている人:赤いカーネーション
- 母親が亡くなっている人:白いカーネーション
だったそうです。
ですが時代が変わり、赤と白を分けるのはどうなのか。という疑問が生まれ、この声が広まり日本ではすべての母親に赤いカーネーションを贈るようになったのです。
確かに、白はアメリカの女性のお母さんが好きだったカーネーションの色ですが、現代では愛を伝えるのは赤い色が多く感じます。
ハートでさえ赤やピンクが目立ちますよね。
ということで、時代とともに白から赤へ変わっていったのです。
赤いカーネーションの花言葉
赤いカーネーションの花言葉は
- 母への愛
- 深い愛
- 敬愛
などの意味があります。
やはりどの花よりも、母の日にピッタリきますね。
白いカーネーション
白いカーネーションの花言葉は
- 純潔
- 純粋な愛
- 私の愛情は生きている
などの意味があり、もともと亡くなった母へ贈ったのが白いカーネーションのため、あまり良いとされていません。
補足
母の日の花で赤いカーネーションの次に人気があるのは、ちょうど母の日時期に出回るミニひまわりです。
花言葉は「いつもあなたを見ている」「あなたは素敵な人」などの意味があります。
明るく優しく家族を支えてくれるという意味で、ひまわりを贈るのも良いでしょう。
まとめ
母の日に赤いカーネーションを贈るのはなぜかというと、もともと白いカーネーションを亡くなったお母さんへあげたことから始まったようです。
また、日本での由来は大手お菓子メーカーの森永が母の日を広めました。
白いカーネーションは亡くなった故人へと言うことなので、母の日は赤いカーネーションを贈るのをお勧めします。
母の日関連記事
【50〜60代】母の日のプレゼントで花以外の実用的な物ランキング
こちらも合わせてチェックしてください。
コメントを残す